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株式会社ジョリーグッド

精神科専門医が監修!就労支援に特化したVR集中カリキュラムを開発!1年で50%以上が離職する精神障害をもつ方の職場定着率向上へ

(@Press) 2021年06月30日(水)10時00分配信 @Press


 株式会社ジョリーグッド(東京都中央区、代表取締役:上路健介、以下 ジョリーグッド)は、精神科専門医が、就職、復職するためのトレーニングに特化して監修した「就労支援特別VRカリキュラム」(以下、本VRカリキュラム)を開発しました。本VRカリキュラムは、障害を持つ方々の就職や復職を支援する施設向けに、ジョリーグッドが提供するソーシャルスキルトレーニングVR「emou」(エモウ)上で、7月1日(木)より提供を開始いたします。また、本VRカリキュラムの効果検証をご一緒できるパートナー施設を募集します。
 本VRカリキュラムは、働くために必要なコミュニケーションをVRで体験学習できるプログラムを週1回×全12回、最短3ヶ月の集中カリキュラムとして構成し、職場で必要なコミュニケーションを事前にリアルなVR体験をしておくことで、就業から就業後の定着率の向上に貢献します。


画像 : https://newscast.jp/attachments/SSlQPh8zxc6EpXcT1pLw.jpeg


■法定雇用率は上昇するも、1年後に半数以上が離職


 企業に課せられている法定雇用率が2.0%から2.3%に引き上げられたことで、精神障害の方の雇用数は前年比34.7%と急増しています。その一方で精神障害を持つ方の職場定着率は低く、1年後の定着率は49.3%と半数以上が1年以内に離職していることが大きな課題となっています。また他の障害を持つ方よりも定着率が低く、離職理由の調査では「職場の雰囲気・人間関係」とコミュニケーションに関する理由が1番多いという結果が出ています。


画像 : https://newscast.jp/attachments/UlUGVcceGWXyNithfNJI.png
出典:厚生労働省「平成30年障害者雇用状況の集計結果」(雇用数)


画像 : https://newscast.jp/attachments/fINHxG6qDVwhXzT8YG4F.jpeg
「障害別にみた職場定着率の推移と構成割合」 出典:独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構 障害者職業総合センター発表


画像 : https://newscast.jp/attachments/jIU6sw2dHJiMbTGpygkW.jpeg
「障害者の離職理由」 出典:厚生労働省発表「平成 25 年度障害者雇用実態 調査」


■就業後の「こんな時どうする?」をVRで事前練習


 本VRカリキュラムは、最短3ヶ月(全12回)で受講を完了することができ、集中的な就労トレーニングが可能になります。カリキュラムは、職場でのコミュニケーションや複数業務の優先度などを学ぶ「ベーシック」、職場での誘いの断り方やストレス対処などを学ぶ「アサーション・セルフケア」、採用面接や入社後の自己紹介などを実際に発話し練習する「ロールプレイ」の3パートを各4テーマで構成しています。
 本VRカリキュラムの受講完了時には、基本的な職場でのコミュニケーションスキルや面接対策をリアルに近い状態でシミュレーションが完了しており、入社後のギャップやコミュニケーション困難での離職を防ぐ効果が期待できます。


画像 : https://newscast.jp/attachments/Yb0GuYHERaynWvcjiAKZ.jpeg
【ベーシック】ケアレスミス


画像 : https://newscast.jp/attachments/WyGfL8dGct9N6XVWPmlT.jpeg
【アサーション・セルフケア】誰に相談する?


画像 : https://newscast.jp/attachments/YpzJAAKEwHuVQ5YVk1w3.jpeg
【ロールプレイ】面接(1対3)


『VRで体験練習をし汎化を目指す、就労支援特別カリキュラム』


監修:精神科専門医・医学博士 中嶋愛一郎医師
「このプログラムでは、人との距離感や返事の仕方など、職場でつまずきやすいポイントを最初に練習します。次に、相手に配慮しながら自分の気持ちもしっかりと伝えるアサーションの練習をし、最後に面接や自己紹介を体験して自信がつけられる構成になっています。コミュニケーションの練習をしても実際の現場ではなかなか汎化ができないという方も多いですが、VRで現実に近い状態で体験しながら練習することで、高い効果を得られると感じています。」


画像 : https://newscast.jp/attachments/qRzMKXT9sEdWD9BuDMEq.jpg
中嶋愛一郎医師


<プロフィール>
群馬大学医学部卒、国立精神・神経医療研究センターにて精神科臨床に携わり、同 認知行動療法センター研究員となる。CBTの研究や教育を行い、CBTの減薬効果に関する調査や思春期CBTアプリの開発、周産期の認知行動療法、効率化認知行動療法の開発に従事する。2021年より、代表上路の目指すビジョンに共感しジョリーグッドに参画。
資格:精神科専門医、精神保健指定医、認定産業医


■導入施設の声


『VRでの職場体験は想像よりもリアル!精神科医監修の本格カリキュラムが魅力』
ワークサポート杉並 常務理事 南雲芳幸さん
「弊事業団では、就労後を見据えた質の高いコミュニケーショントレーニングを利用者の方々に提供したいと常々考えておりました。そのため専門家監修のカリキュラムがあり、質の高いトレーニングを提供できる「emou」を導入することといたしました。本カリキュラムの活用を通して、施設の利用者の方々がより納得感を持って安定的に就労できるようになることを期待します。」


■検証パートナーを大募集!


 ジョリーグッドは、新しい就労支援のSSTVRカリキュラムの普及と検証を目的として、就労支援施設や企業などを対象に、アンケート調査やセミナー実施にご協力いただける検証パートナーを募集します。本検証では、パートナー施設が取り組むSSTVRカリキュラムを活用した新しい活動を地域に認知させる活動をサポートします。
お問い合わせはこちら:https://emou.jp/contact-personal/


■ソーシャルスキルトレーニングVR「emou」(エモウ)(https://emou.jp/


 emouは、学校生活や職場などの日常生活の中で欠かせないソーシャルスキルをVRのリアルな空間内でトレーニングを行うことができる支援プログラムです。emouは、サービス開始2年で全国各地の就労移行支援機関、放課後等デイサービス、特別支援学級、クリニックなど150施設以上で続々と導入が進み、活用されています。


■株式会社ジョリーグッドについて(https://jollygood.co.jp/


 ジョリーグッドは、高精度なVRソリューションと、VR空間のユーザー行動を解析するAIによる医療福祉向けサービスを開発するメディカルテクノロジーカンパニーです。VRやAIなどのテクノロジーにより、医療教育、障害者支援、精神疾患治療など、人の成長や社会復帰を加速し、医療の進化や人の生きがいを支えるサービスを様々な研究機関や企業の皆様と共に展開しています。



プレスリリース提供元:@Press

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