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共栄火災海上保険株式会社

調査結果 5月の自転車月間に合わせ自転車ユーザーにみる「自転車の利用実態と安全運転に関する意識調査」を実施

(@Press) 2021年05月20日(木)11時00分配信 @Press

共栄火災海上保険株式会社(本社:東京都港区新橋1-18-6、社長:助川 龍二)は、5月の自転車月間に合わせ、全国の20歳〜60歳以上の方、1,080名を対象に「自転車の利用実態と安全運転に関する意識調査」を実施しました。
本調査は、日常生活での移動手段として月に1回以上、自転車を利用されている方々の日頃の利用実態を把握するとともに、自転車事故を防ぐために普段から気をつけていること、さらに各地域で施行が進められている自転車保険の加入を義務づける条例についての認知度と自転車保険への加入状況を明らかにすることで、自転車での事故を未然に防ぎ、より安全に安心して利用することの一考察として実施したものです。


《調査結果サマリー》
<自転車の利用実態は・・・>
1. 自転車ユーザーのうち20代、30代、50代が週の半分以上の頻度で利用
◆自転車の利用頻度では年代別に、二つに分かれた状況となりました。
20代、30代、50代の6割は「週3〜4回」「週5回以上」の頻度で利用しているのに対して、40代と60代は週1〜2回から月1回が約半数を占めており、利用頻度が少ない傾向が見られました。
◆自転車の利用機会では、20代、30代、50代の半数が通勤や通学に使用している実態が明らかになりました。このうち、30代、50代は「買い物など生活圏内での利用」も多く、生活全般で自転車を利用されているようです。

2. コロナ禍、20代、30代の自転車利用がさらに増加
現在、3回目となる緊急事態宣言が発出され、若年層の感染者数の増加も懸念されています。そのような中、コロナ禍で自転車利用が増えたと回答されたのは全体で28.8%でしたが、年代別に見ると、20代は46.5%と半数近く、30代も37.5%と他の年代に比べて多く、若い層の方が、自転車利用の頻度が増えていることがわかりました。

<自転車事故を防ぐために気をつけていることは・・・・>
3. 自転車運転の「危ない」ワースト5は・・・
「急な飛び出し」(61.5%)、「スマートフォン、携帯電話のながら運転」(56.5%)、「傘を差しながらの運転」(47.2%)、「夜間での無灯火運転」(43.9%)、「自転車の並列走行」(41.9%)が危険を感じるワースト5となりました。
一方、「あおり運転」(11.9%)や「蛇行運転」(16.7%)は少数の結果となりました。

4. 自転車事故防止には4つの対策が明確に
自転車事故を防ぐには・・・との問いに対して、「小中高校での交通教育の徹底」(48.1%)、「自転車に乗る一人ひとりの注意」(47.6%)、「違反の取締まりの徹底」(47.0%)、「交通標識・自転車専用レーン・道路整備」(44.3%)の4つが突出して、防止策として回答されています。
とくに60歳以上では、4つの防止策についていずれも6割近くの方が賛同されています。

5. 20代、30代は自転車の「車検制度」導入を支持
自転車の安全運転のために、自動車と同様に車検制度の導入について尋ねたところ、回答者全体では37.0%が「必要」と答えましたが、20代では56.3%、30代では42.6%と回答者全体を上回り、車検制度の必要性を支持しています。

<自転車保険加入を義務づける条例認知度と保険加入実態は・・・・>
6. 6割が条例を認知し、自転車保険に加入
年代を問わず全世代の6割が、それぞれお住まいになっている地域での条例施行の有無を「知っている」と回答されました。
自転車保険についても、全世代の6割が「加入している」と回答されています。ただし、加入のきっかけは20代と30代は「自治体で法制化され、義務づけられたため」が最も多い回答だったのに対し、40代以降は「自分(もしくは家族)が加害者になった時に備えて」が最多となる結果になりました。


【調査概要】
名称 :自転車ユーザーにみる「自転車の利用実態と安全運転に関する意識調査」
実施時期:2021年4月20日〜26日
調査方法:インターネットを通じてのWEB調査
調査対象:全国にお住まいの20歳〜60歳以上の男女で、月に1回以上自転車を利用する方
調査人数:1,080名(有効回答数)


画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/259484/LL_img_259484_1.jpg
調査対象者の内訳

Q1. あなたは、普段どのような自転車にお乗りになっていますか?最も高い頻度で乗る1台をお選びください。
回答者全体では、6割強が「一般車・シティサイクル」をお使いになっているという回答に続いて、「電動アシスト車」利用は2割近く(19.0%)を占め、「スポーツ・競技用自転車」(13.6%)を上回りました。
なかでも特徴的なのが、30代の3割が電動アシスト車を選ばれていて、子育ての年代からか保育園、幼稚園の送迎等での利用が推察されます。
これに対し、20代では7割以上が一般自転車を利用と突出し、スポーツ車の利用では年代別で最も低い10.2%という意外な結果となりました。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/259484/LL_img_259484_2.jpg
Q1 普段どのような自転車に乗っていますか?

Q2. あなたが自転車を利用される頻度はどのくらいですか?
20代、30代、50代の約6割が週3〜4回以上利用するのに対し、40代は自転車の利用頻度の少なさ(週1〜2回から月に1回で48.8%)がうかがえました。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/259484/LL_img_259484_3.jpg
Q2 自転車を利用される頻度はどのくらいですか?

Q3. あなたはどのような時に、自転車を利用されていますか?該当することすべてをお選びください。(複数回答)
20代は約6割、30代、50代は半数に近い方々が「通勤・通学」に自転車を利用しています。また、20代の約3割は「業務・仕事での移動」にも自転車を利用しているようです。
40代は「生活圏内での利用」や「業務・仕事での移動」では年代別の最下位で、ここでも自転車の利用頻度の少なさが見られました。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/259484/LL_img_259484_4.jpg
Q3 どのような時に、自転車を利用されていますか?

Q4. 新型コロナウイルス感染症の感染拡大で、自転車を利用する頻度は増えましたか?
新型コロナウイルスの感染拡大がすすむなかで、回答者全体では「ほとんど変わらない」が約6割(59.8%)であったのに対して、20代、30代は敏感に反応し、20代では5割近く(46.5%)、30代でも4割近い方(37.5%)が自転車の利用が増えたと回答しています。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/259484/LL_img_259484_5.jpg
Q4 新型コロナウイルス感染症の感染拡大で、自転車を利用する頻度は増えましたか?

Q5. 自転車の運転で「危ない」と感じたことは何ですか?該当することを以下からお選びください。(複数回答)
自転車運転の「危ない」ワーストは、「自転車の急な飛び出し」(61.5%)、「スマートフォン、携帯電話を使用しながらの運転」(56.5%)、「傘を差しながらの運転」(47.2%)、「夜間での無灯火運転」(43.9%)、「自転車の並列走行」(41.9%)。次いで「信号無視」(40.9%)が危険を感じる上位となりました。
昨今は自動車による「あおり運転」が話題となり、免許取り消しなど罰則が強化されましたが、自転車の「あおり運転」は全体で11.9%となったものの、利用頻度が高い20代は21.9%と10ポイント高く、危険を感じる機会が相対的に多くなっています。

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/259484/LL_img_259484_6.jpg
Q5 自転車の運転で「危ない」と感じたことは何ですか?

Q6. 自転車の交通事故を防ぐために必要だと思うことは何ですか?該当することを以下からお選びください。(複数回答)
事故防止策について、回答者全体では「小中高校での交通教育の徹底」(48.1%)、「自転車に乗る一人ひとりの注意」(47.6%)、「違反の取締まりの徹底」(47.0%)、「交通標識・自転車専用レーン・道路整備」(44.3%)の4つがそれぞれ半数近くを占める防止策として上がりました。
これらの事故防止策については、60歳以上の方々が防止策のすべてで全体の回答を上回った反応をみせています。

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/259484/LL_img_259484_7.jpg
Q6 自転車の交通事故を防ぐために必要だと思うことは何ですか?

Q7. 自転車の安全のために、自転車にも自動車と同じように定期的な検査・車両管理を義務づける「車検制度」の導入は必要だと思いますか?
自動車と同様に、自転車の定期的な検査や車両管理を義務づける「車検制度」の導入についてお聞きしたところ、現段階では「必要ではないと思う」(43.3%)が、「必要だと思う」(37.0%)を僅差ながら6ポイント上回りました。
これに対して、通勤・通学時を含めて利用機会が多い20代においては半数以上(56.3%)が、また30代では4割以上(42.6%)が車検制度導入の必要性を感じています。

画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/259484/LL_img_259484_8.jpg
Q7 自転車の「車検制度」導入は必要だと思いますか?

Q8. 自転車保険の加入を義務づける条例を施行する自治体が増えています。あなたがお住まいの地域で、この条例(=自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例)が施行されているかどうかをご存じですか?
さまざまな自治体で自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例の施行が進んでいるためか、回答者全体で「知っている」方が6割(60.2%)と半数を超えました。
年代別では、20代、50代、60代以上が6割を超え、概ね全ての年代で6割程度の認知となっています。

画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/259484/LL_img_259484_9.jpg
Q8 「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」の施行についてご存じですか?

Q9. あなたは現在、自転車で人にケガをさせたり、物を壊した場合の保険(自転車損害賠償責任保険等)に加入していますか?
自転車保険については、回答者全体の6割(60.9%)が「加入している」としており、「加入を検討している」(16.7%)を加えると約8割(77.6%)になりました。
年代別では40代(83.1%)、50代(81.0%)、60歳以上(80.9%)がいずれも80%を超えていますが、反面、利用頻度の高い20代では約3割(27.0%)、30代では3割(30.1%)が自転車保険に「加入していない(今後も加入しない)」という結果になりました。

画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/259484/LL_img_259484_10.jpg
Q9 自転車損害賠償責任保険等に加入していますか?

Q10. Q9で「加入している」と答えた方にお聞きします。あなたが自転車保険に加入したきっかけはなんですか?きっかけとして最もあてはまるものをお選びください。
保険に加入されている方々に「加入したきっかけ」をお聞きしたところ、回答者全体では「自治体で法制化され、義務づけられたため」(42.9%)を上回り、半数以上(52.0%)が「自分(もしくは家族)が加害者になった時に備えて」と回答しています。
「自分(もしくは家族)が加害者になった時に備えて」の回答者を年代別にみますと、40代(55.6%)、50代(59.1%)、60歳以上(67.6%)が自転車事故への備えに対する意識の高さがうかがえました。反面、自転車利用機会の多い20代では32.0%にとどまり、「自治体で法制化され、義務づけられたため」(66.4%)が逆転する結果となりました。これは30代(51.6%)にもうかがえます。

画像11: https://www.atpress.ne.jp/releases/259484/LL_img_259484_11.jpg
Q10 自転車保険に加入したきっかけはなんですか?

Q11. Q9で「加入していない(今後も加入しない)」と答えた方にお聞きします。あなたが自転車保険に加入していない理由は何ですか?理由として最もあてはまるものをお選びください。
今後も含め、「保険に加入していない」方々にその理由を聞いたところ、回答者全体の6割近い方(57.4%)が「保険料が負担になるから」と、他の理由と40ポイント以上もの大差で回答しています。
この理由は年代別にみても大きな差がないことも特徴です。

画像12: https://www.atpress.ne.jp/releases/259484/LL_img_259484_12.jpg
Q11 自転車保険に加入していない理由は何ですか?

以上

プレスリリース提供元:@Press

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