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一般財団法人山本美香記念財団

第8回「山本美香記念国際ジャーナリスト賞」が決定! 〜授賞式は5月26日18時より開催〜

(@Press) 2021年05月14日(金)09時30分配信 @Press

一般財団法人山本美香記念財団は、5月5日に行われた第8回「山本美香記念国際ジャーナリスト賞」の選考会の結果、本年度は本賞に2作品の顕彰を決定。下記の受賞者に贈呈することといたしました。


<本年度の受賞者および対象作品>
〇ドキュメンタリー作家の小川真利枝氏(38)による著書、「パンと牢獄 チベット政治犯ドゥンドゥップと妻の亡命ノート」(集英社クリエイティブ)

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/258551/LL_img_258551_1.jpeg
小川真利枝さん

〇フォトグラファーの小松由佳氏(39)による著書、「人間の土地へ」(集英社インターナショナル)

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/258551/LL_img_258551_2.jpg
小松由佳さん

選考委員:岡村隆(編集者、探検家)、笠井千晶(ドキュメンタリー監督・ジャーナリスト)、河合香織(ノンフィクション作家)、高山文彦(作家)、吉田敏浩(ジャーナリスト)


<選考委員講評>
難しい選考だった。少し視点をずらして見れば、どれが大賞であってもおかしくない候補作がそろった。したがって、選考会は主にその「視点」をめぐっての議論となった。
小川真利枝さんの「パンと牢獄」が文章表現に最も優れ、チベット難民女性の苦悩と、それとは裏腹のダイナミックな動きを追うことで問題の世界的広がりを示し、生き方への共感を呼んだ。
また、小松 由佳さんの「人間の土地へ」はシリア内戦や難民の生活実態を、自身が当事者となったことで、その背景文化まで遡って内側から丹念に描いた稀有な作品であることがともに評価され、二作同時受賞となった。


<授賞式>
日時:5月26日(水) 18時より
場所:日本記者クラブ
コロナウイルス感染症の影響で延期された昨年度の第7回「山本美香記念国際ジャーナリスト賞」の授賞式も、併せて行ないます。

●第7回「山本美香記念国際ジャーナリスト賞」
ジャーナリストの坪井兵輔氏(49)による著書、「歌は分断を越えて 在日コリアン二世のソプラノ歌手・金桂仙」(新泉社)

●第7回「山本美香記念国際ジャーナリスト賞・奨励賞」
ジャーナリスト/ドキュメンタリー映画監督の大矢英代氏(34)による著書、「沖縄『戦争マラリア』―強制疎開死3600人の真相に迫る」(あけび書房)

※入場は報道および関係者のみ。取材希望のメディアは当日、会場にて受付けを行ないます。また、授賞式、受賞者へのインタビューなどは後日、YouTubeにて配信予定。


<山本美香記念国際ジャーナリスト賞>
2012年8月20日、シリア取材中に凶弾に倒れたジャパンプレス所属のジャーナリスト・山本美香の遺志を継ぐべく創設。世界中で起こっている様々な紛争や抑圧、災害や貧困などの下で暮らす様々な人々の生きる姿を伝える優れた国際報道を担うジャーナリストの支援、育成を目的とする。
世界の不正義や不条理に対して何がどのように不正義で不条理であるのか、伝聞ではなく自分自身の目と耳でとらえ、世界中に発信しようとするタフな行動力。また、それらの国々や地域において、生死のはざまをそれでも懸命に生きていこうとする人びとの姿を深い共感をもって世界中に伝えようとするヒューマニスティックな視座。本賞はその二つを併せ持つ国際報道をおこなったジャーナリストを選考の対象とし懸賞を行なう。

一般財団法人山本美香記念財団ウェブサイト: http://www.mymf.or.jp/

プレスリリース提供元:@Press

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