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春季特別展「和ガラスの美を求めて ― 瓶泥舎コレクション ―」を開催

(@Press) 2017年01月27日(金)10時00分配信 @Press

 MIHO MUSEUM(所在地:滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300 館長:熊倉功夫)は、
2017年(平成29年)3月18日(土)〜 6月18日(日)までの期間、春季特別展「和ガラスの美を求めて ― 瓶泥舎(びんでいしゃ)コレクション ―」、ならびに開館20周年記念特別企画「古代オリエント美術の愉(たの)しみ ― エジプトから中国まで ―」を同時開催いたします。
 江戸時代、ガラスの食器や調度品は、日々の暮らしを洗練させ、特別な日を輝かせました。本展では、松山市にある「瓶泥舎びいどろ・ぎやまん・ガラス美術館」の創立者、大藤範里氏のコレクションから、和ガラスの逸品を一堂に展観します。
儚く、柔らかく、花のように可憐で、言いようのない色気を帯びた江戸ガラスの魅力を、どうぞご堪能ください。

■開催趣旨
 熱い炎に溶けたガラスを扱う職人の一瞬の技が、ひとつひとつの作品に違いを生み出します。瓶に吹き込む息の膨らみ具合、ブルーやグリーンや紫の微妙な色の階調、マーブルガラスの色バランスの妙、たゆたうような肌の質感、やすりで一本一本削り出した切子の柔らかな線などが、和ガラスに形や色を留めて美を与えます。世に優れた硝子は数あれど、江戸時代のびいどろほど儚く、柔らかく、花のように可憐で、言いようのない色気を帯びたものがあるでしょうか。
 ここに生涯を賭けて、和ガラスの美しさを追い求めた人物がいました。
 大藤範里(だいとう のりさと)氏。2011年4月松山市・道後温泉に開館した「瓶泥舎(びんでいしゃ)びいどろ・ぎやまん・ガラス美術館」の創立者で、「その分野で最も美しいガラスを探す。」ということを目標に、約50年に亘って和ガラスの蒐集をしてこられました。幸いなことに生前の氏のご希望もあり、瓶泥舎コレクションを代表する逸品をMIHO MUSEUMにて一堂に展観することとなりました。
 長崎に始まり大阪から江戸へ、やがて日本中の人々を魅了した和ガラスは、日々の暮らしを豊かに洗練させ、特別な日を輝かせるアイテムであり、お大名たちの贈答品でもありました。このCoolな美しさ、どうぞ存分にお楽しみ下さい。

■開催概要
展覧会名:春季特別展「和ガラスの美を求めて ― 瓶泥舎コレクション ―」
開催期間:2017年(平成29年)3月18日(土)〜 6月18日(日)
会  場:MIHO MUSEUM
      〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
      Tel:0748-82-3411 Fax:0748-82-3414 URL http://miho.jp
開館時間:午前10時〜午後5時 【入館は午後4時まで】
休館日 :月曜日
      ※3/20(月)は開館、3/21(火)、5/13(土)、5/14(日)は休館
入館料 :一般1100円、高・大生800円、小・中生300円
      【20名以上の団体は各200円割引】
主  催:MIHO MUSEUM、京都新聞
後  援:滋賀県、滋賀県教育委員会、NHK大津放送局、BBCびわ湖放送、
      エフエム京都
担当学芸員:東 容子(MIHO MUSEUM学芸員)
出展内容:展示総数 約180点(展示替えなし)

ギャラリートーク:毎金曜日14:00〜15:00 
   「和ガラスの美を求めて ― 瓶泥舎コレクション ―」解説ツアー
   ●東容子学芸員または教育普及担当 ●予約不要 
   ●参加無料(入館料は必要)
講演会:4月23日(日)14:00〜15:30
   「びいどろの粋(いき)と美 ―異国の素材と和の融合」
   岡 泰正 氏(神戸市立小磯記念美術館・神戸ゆかりの美術館 館長・学芸員)
   ●予約不要 ●南レクチャーホール ●参加無料(入館料は必要)
とっておき美術講座:学芸員による講座とギャラリートーク 
   ●予約不要 ●参加無料(入館料要)
 ◇3月25日(土)14:00〜15:30 「古代オリエント美術の愉しみ」(仮題)
   稲垣 肇(MIHO MUSEUM学芸員)
 ◇5月20日(土)14:00〜15:30 「和ガラスの美 様々」
   東 容子(MIHO MUSEUM学芸員)
春の夜間特別開館:5月12日(金) 17:00〜夕食 18:30〜コンサート
   「寄田真見乃 尺八リサイタル」
   一般7,000円 MIHO MUSEUM友の会会員6,000円
   ●料金には、入館料、コンサート鑑賞、抹茶と和菓子、夕食、
    消費税をすべて含む。
   ●要予約(電話可) ●詳細は広報担当までお問合せください。
次回予告:2017年8月1日(火)〜 9月3日(日)夏季特別展「雪村 奇想の誕生」

■作品写真 瓶泥舎びいどろ・ぎやまん・ガラス美術館蔵
1.色替草花文三段重 江戸中期
2.青緑色蕪形徳利 江戸後期〜明治初期
3.薩摩切子紅色十字文碗 江戸後期〜明治初期

■同時開催
開館20周年記念特別企画
「古代オリエント美術の愉(たの)しみ ― エジプトから中国まで ―」
MIHOコレクションから厳選した古代美術!

 古代の美術品は、一人の天才のなせる業ではなく、何世代にも亘って受け継がれた歴史と、異文化間の交流とが相まって必然的に産み出されたものと言えるでしょう。時代、民族、宗教、地域を超えて、永遠なる至福に憧れる心、美しいものを希求する心こそが、芸術を生み出す創造力の源泉に他なりません。
 本展は、この秋に迎える開館20周年を記念して開催される特別企画です。古代エジプトから西アジア、中央アジア、そしてユーラシア東西との深いつながりを窺わせる中国を含めたMIHOコレクション66点を選りすぐって構成されます。
 古代オリエントを巡る壮大な歴史と精神世界との出会いを体感し、はるかいにしえより今に息づく、魅力あふれる造形の数々をお楽しみいただければ幸いです。

担当学芸員:稲垣 肇(MIHO MUSEUM学芸部副部長・主任研究員)
展示総数:53件 66点(展示替えなし)

■作品写真 MIHO MUSEUM蔵
4.牡羊小像 原エラム時代 前3000-2800年頃 銀
5.獅子頭神像 エジプト 第25王朝後期-第26王朝 前690-前525年 青銅

■MIHO MUSEUMについて 
 MIHO MUSEUMは1997年11月に、琵琶湖の南、自然豊かで風光明媚な湖南アルプスの山中に誕生しました。
 建築設計は、フランス・ルーブル美術館のガラスのピラミッド、ワシントンのナショナルギャラリー東館、北京、香港の中国銀行ビル等で世界的に知られるI.M.Pei氏によるものです。設計のテーマは「桃源郷」、東晋の詩人、陶 淵明の「桃花源記」にある仙境の楽園 〜桃源郷の物語を、構想・設計・建設に6年の歳月をかけて、信楽の地に実現したのです。
 所蔵品は、エジプト、ギリシア・ローマ、西アジア、中央アジア、南アジア、中国、朝鮮、古代アメリカなどの古代美術と、仏教美術や、茶道美術をはじめ、絵画、漆工、陶磁器などの日本古美術をあわせて、約2,000点からなり、季節により内外からの出陳を加えて、常時250〜500点を展示しています。
 その質の高いコレクションは、ニューヨーク・メトロポリタン美術館、ロサンゼルス・カウンティ美術館、オーストリア・ウィーン美術史美術館、オランダ・ライデン国立古代博物館などで公開され、海外からも高く評価されています。
 美術館本館は「自然と建物と美術品」「伝統と現代」「東洋と西洋」の融合をテーマに、建築容積の80%以上を地中に埋設し、建物の上にも自然を復元しています。幾何学模様が織りなすガラス屋根からは、明るい太陽の光が降り注ぎ、訪れる人をやさしく包み込んでくれます。
 施設としては、2つのホール、オリジナルグッズをそろえた3つのショップ、無肥料・無農薬の厳選された食材を使用したレストランと、喫茶各1店舗があります。レストラン別室では、団体様用の昼食も提供しています。
 MIHO MUSEUMは30万坪の敷地に、信楽の大自然、建築、美術品、すべてが融合した感動の空間です。

MIHO MUSEUM (ミホ・ミュージアム)
〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
TEL.0748-82-3411 FAX.0748-82-3414 URL. http://miho.jp


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