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自転車の安全利用促進委員会

<自転車の安全利用促進委員会 セミナーレポート>相次ぐ自転車通学時の事故を断ち切る!悩める教職員と考える「自転車通学の安全性向上を考えるセミナー」を関西で初開催!教職者の悩みは「時間の確保」と「生徒への教育浸透」

(@Press) 2016年12月13日(火)13時00分配信 @Press

自転車の安全安心を追求する「自転車の安全利用促進委員会」は、2015年自転車関連事故死亡者数が最も多かった大阪市北区のAP大阪梅田茶屋町で、近畿の教職者を対象とした「自転車通学の安全性向上を考えるセミナー」を2016年12月10日(土)に開催いたしました。

昨今の自転車事故においては中高生が被害者になってしまうケースのほか、学校へ急ぐ中で信号無視や、スピードを出した荒い運転などが原因で、人に怪我をさせ、大きな賠償問題につながるなど加害者になってしまうケースも注目を浴びています。2013年に兵庫県で発生し、小学校5年生が加害者となった自転車事故の裁判では、加害者の親に9,521万円の賠償判決が下されました。当委員会が全国の中学校・高等学校500校を対象に行った調査では、教諭の多くは「教育する頻度を増やし、きちんと教育したい」という高い意識を持ちながらも、「知識や人手が足りない」「どんな教育をすればいいかわからない」などといった悩みを抱えていることが浮き彫りになっていました。また、保護者からは「(自転車の交通安全に対する)教育・機会が少ないと感じる」(69.0%)との回答が寄せられるなど、自転車教育・指導担当教諭が板挟みになっている現実が明らかになっています。

本セミナーはこのような問題解決の糸口になるように、2016年から全国で開催しています。埼玉・千葉での開催に続き、今回の開催で3回目です。

今回のセミナーには、大阪をはじめとした近畿各県から合計40名の教職者が参加。「高校生の自転車事故が多い大阪の現状、道交法改正・自治体の保険加入義務化など、めまぐるしく変わる自転車事情」や、「自転車通学の安全性を向上させるにはどのような視点が必要なのか」について、実際に成果を上げている大阪府下の教職者、自転車の安全利用促進委員会のメンバー長谷部 雅幸氏(公益財団法人シマノ・サイクル開発センター 自転車博物館 事務局長)、遠藤 まさ子氏(自転車ジャーナリスト)より説明させていただきました。

遠藤 まさ子氏は、「ルールマナー指導など、どうやって学生を指導すれば良いのかという自転車通学指導のソフト面と、BAAマークなど自転車自体の安全性を考えた自転車の選び方や、メンテナンスを意識したハード面の2つの軸で通学指導する必要があります。また、実施までの負荷はあるものの、まずは一歩踏み出して、指導方法をマニュアル化・システム化することで、恒常的な取り組みをおこなっていきましょう。さらに、警察や自治体などまわりの団体を巻き込むことで、先生の負担を減らしながらも専門性を担保する。この3つを自転車通学指導のポイントとして覚えていただきたい」と、近畿各県から集まった教職者を前にコメントされました。

https://www.atpress.ne.jp/releases/118192/img_118192_1.jpg
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※データ詳細をご希望の際はご連絡ください。


【全国の自転車通学現状と大阪をはじめとした自治体の取組みについて】
登壇者:長谷部 雅幸氏(公益財団法人シマノ・サイクル開発センター 自転車博物館 事務局長)
通学手段として、中高生の日常に欠かせない自転車。ですがその手軽さゆえに、日常生活の至るところに事故の危険は潜んでいます。そこで今回は、『全国の自転車通学現状と大阪をはじめとした自治体の取組みについて』と題し、公益財団法人シマノ・サイクル開発センター 自転車博物館 事務局長の長谷部 雅幸氏にご講演いただきました。

講演では、自転車通学中の中高生の事故の大半が、何らかの法令違反が原因となっている(中学生の72.0%、高校生の68.9%)現状や、被害者・加害者になりうる可能性についてデータや事例をもとにご説明。全国的に見ても自転車事故が多い大阪の現状(2014年事故率31.0%/全国2位)や、これを改善すべく大阪をはじめとして近畿地方では自治体がらみで自転車事故対策に力を入れ始めている実例についてご紹介いただきました。
また、当委員会が全国の中学・高校を対象(回答数517校)に実施した調査をもとに、自転車通学指導の現状についてもお話しいただきました。


<参考データ>
危険行為の66%は安全運転義務違反
https://www.atpress.ne.jp/releases/118192/img_118192_3.png
調査した中学、高校の半数以上で生徒が自転車事故を起こしている!!
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現実は学校によって、自転車通学指導の頻度に大きな差
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指導内容は「道交法の規定遵守」が最も多い
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【長谷部 雅幸(はせべ・まさゆき)】
公益財団法人シマノ・サイクル開発センター 自転車博物館 事務局長。学芸員、自転車技師、自転車安全整備士、日本サイクリング協会インストラクターの資格を持つ。2011年マスターズ優勝など現在もサイクルスポーツを楽しむ。自転車の専門家として講演会の他、テレビや新聞への出演も多い。


【自転車通学指導のおさらい(ソフト面・ハード面から考える)/全国の自転車通学指導実例】
登壇者:遠藤 まさ子氏(自転車ジャーナリスト)
「何から、どうやって指導していけばいいんだろう?」「他校はどのような取り組みをしているの?」など、教職者の悩みをもとに、自転車ジャーナリストの遠藤 まさ子氏に、『自転車通学指導のおさらい(ソフト面・ハード面から考える)』『全国の自転車通学指導実例』についてお話しいただきました。

自転車の安全利用促進委員会では、成果を上げている複数の学校に話を伺う中で、自転車通学指導を独立させるのではなく、生徒指導の一環として指導するのが効果的だと感じています。しかし、学校の立地や生徒数など、各学校で効果的な取り組みはそれぞれです。今回は『自転車安全利用5原則をはじめとした基礎知識の理解向上に取り組んだ事例』『状況を先読みし、環境に応じた自転車通学指導事例』『指導者としての視点を持たせ、生徒自身が自主的に考える環境を作り上げた事例』など、全国で効果をあげている事例をご紹介いただきました。

また、どうやって学生を指導すれば良いのかといったソフト面の対策の紹介だけでなく、まだまだ十分浸透しているとは言いづらい、どんな自転車に乗るのが安全かを考える“ハード面”の対策についてお話しいただいています。ブレーキがきかない、ライトがつかないなど、自転車の安全性の欠如はヒヤリハットの原因となり、ひいては大きな事故につながります。定期メンテナンスを奨励している学校が28.6%だけなどの現状をふまえ、メンテナンスをすることで防げる事故について、また、利用者の安全を第一に考え、自転車業が設けた「自転車安全基準」をクリアしたことを表すBAAマーク等、ハード面の対策として心掛けておきたいことについても紹介いただきました。

<参考データ>
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【遠藤 まさ子(えんどう・まさこ)】
自転車ジャーナリスト。自転車業界新聞の記者や自転車専門誌の編集などを経てフリーランスへ転向。自転車・育児用品を中心に取材を行い、各誌に寄稿している。テレビ・新聞・雑誌などの各種メディアでコメンテーターとして登場する機会も多い。
プレスリリース提供元:@Press

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