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こころのホスピタル・古川グリーンヒルズ

熊本に鳥取、想定外の大地震が発生した 2016 年 防災先進県宮城の病院で、海外にも通信できるアマチュア無線を配備

(@Press) 2016年12月06日(火)10時00分配信 @Press

宮城県大崎市の精神科専門病院、こころのホスピタル・古川グリーンヒルズ(院長:菅野庸)では東日本大震災を教訓に、アマチュア無線を配備するなど日々防災に備えています。

こころのホスピタル・古川グリーンヒルズ= http://kanno-hospital.jp

【想定外だった今年の大地震】

2016 年は 4 月に熊本地震、10 月に鳥取県中部地震という大きな地震が発生しました。内閣府の「日常生活における防災に関する意識や活動についての調査結果」(2016 年 2 月実施)では、「あなたが住んでいる地域に、将来(今後 30 年程度)大地震、大水害などの大災害が発生すると思いますか」という問いに対して、太平洋岸の地域では 70%以上が「可能性が高い」と回答しました。

逆に、北海道や東北から九州にかけての日本海沿いの地域では「可能性が高い」は 50%未満で、この中には今年大きな地震があった熊本や鳥取も含まれていました。調査を実施した 2 月の段階では、両県では大きな地震を想定している人が少なかったのです。

【防災先進県の宮城、病院の取り組み】

地震に加え今年は観測史上初、東北地方にも大きな台風が直接上陸したこともあり、どこにいても安心できない状況です。東日本大震災を経験した東北宮城では、震災後、防災に対する様々な取り組みが行われてきました。

中でも病院は、災害時に負傷者が担ぎ込まれたり、入院している患者を守るなどの役割があるため、宮城県ではインターネットで病院同士が情報を確認できる緊急情報システムが配備されています。災害発生時には水道やガスが繋がっているか、職員が不足していないかなど、フォーマットに入力すれば全体に配信され、どこの病院がどのような状況にあるかすぐに把握できるようになっています。小規模な診療所を除き、民間も含めほぼ全ての病院で使われています。

【3.11 で活躍したアマチュア無線を病院で導入】

また、宮城県では個々の病院でも独自に取り組んでいます。宮城県大崎市の古川グリーンヒルズ では、水や食糧などの備蓄はもちろん、非常時の連絡手段としてアマチュア無線を備えています。 2011 年の震災時、水などが不足したのに連絡手段が遮断されたため、職員が自転車で市役所まで行ったという過去の経験があったからです。

震災後、一般社団法人宮城県精神科病院協会が災害時の通信時手段として無線を配布、各病院の代表者が無線の資格を取得しました。配布されたアナログ無線では県内やその範囲までしか通信ができないため、古川グリーンヒルズではデジタルの無線も導入しました。デジタル無線だと、インターネットを利用して日本全国はもちろん、海外とも通信ができます。東日本大震災の時には沿岸部のアマチュア無線の愛好家が連絡を取り合い、救援活動に役立ったという事もありました。

【いまだに防災意識の高まらない日本】

現在、院長と職員の2名が無線の資格を持ち、非常時に備え常時バッテリー充電を満タンにし、 使用可能な状態を週に一回アマチュア無線で通信して無線機の状態をチェックしています。「非常時の連絡手段を確保し、いつでも使えるような状態にしておかないと、いざという時に患者さんの命を守る事ができません。」と菅野院長は言います。

実は、前述の内閣府の調査で、災害への備えに「十分に取り組んでいる」と回答したのは 3.4% でした。国や自治体での取り組みも必要ですが、民間、そして家庭でも災害について考え、日常で備えることが有事の際に自分や家族を守ることにつながります。
プレスリリース提供元:@Press

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