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<40代〜60代女性の表情・印象における実験結果発表> 真顔で得する人、損する人、普通にしているのに不機嫌な人、上機嫌な人の違いが明らかに

(@Press) 2016年11月10日(木)10時00分配信 @Press

KAODACHI研究所(東京都・港区)は、日常持つ感情によって、その後の真顔や表情(笑顔)がどの程度影響を受けるのかを明らかにする実験を40代〜60代の女性を対象に行いました。その結果、ネガティブな気持ちの後の真顔や笑顔はネガティブな印象を与えやすく、ポジティブな気持ちの後の真顔や笑顔は見た目の大人度が低下していることが分かりました。


■実験で明らかになった5つのこと
・ネガティブ感情は直後の真顔に残りやすい(図1)
・ネガティブ感情によって直後の笑顔のハッピーオーラが減少(図2)
・同じ笑顔でも直前の感情により印象が変わる(図2)
・直前の感情がポジティブかネガティブかによって、見た目の大人度が変動(図3)
・ネガティブ感情後の笑顔は女性的魅力が低い(図3)

図1: https://www.atpress.ne.jp/releases/115747/img_115747_2.png
図2: https://www.atpress.ne.jp/releases/115747/img_115747_3.png
図3: https://www.atpress.ne.jp/releases/115747/img_115747_4.png


■背景
昨今、スマホやSNSの普及等によって表情の硬化や無表情化が懸念されています。女性の多くが、電車の窓ガラスに映る自分にゾッとした経験があるのではないでしょうか。これは、その時の自分の心理状態(疲れている、イライラしている等)が無意識のうちに表情に出ているからであることが推測されます。一方で、黙っているのに、いつも楽しそうな印象を与える人もいます。そこで、KAODACHI研究所では、日常の感情や思考が、表情や印象にどの程度影響するのかを明らかにするための実験を行いました。


■実験方法と結果
40代〜60代の女性18名に対して、真顔、嫌悪、喜びの感情と表情を作ってもらった後、真顔と笑顔になってもらい、顔写真を撮影しました。すべての被験者と特徴的な被験者7名の平均顔画像を作成し、表情分析ツールを用いた客観的な感情成分の定量化と人の主観的な感性評価の両面から、印象の変化を分析しました。
その結果、表情分析ツールでは、嫌悪感情を持った場合、直後の真顔に対して「Angry」成分が10%も検出され(図1)、嫌悪後の笑顔では、リラックス後の笑顔に対して「Happy」成分が36%も減少しました(図2)。この結果から、ネガティブな感情と表情の保持が直後の真顔と笑顔に大きく影響していることが推測されます。

また、人による感性評価(図3)では、真顔において、嫌悪後の真顔(No.2、No.8)は「見た目の大人度」が高い傾向にあり、喜び後の真顔(No.3、No.9)では「見た目の大人度」が低い傾向にありました。このことから、直前に持つ感情がネガティブか、ポジティブかによって、直後の真顔に対する大人度が変動することが分かりました。この結果からネガティブな感情は老けた印象を与えていることが推測されます。
さらに、笑顔においては、全般的に女性的魅力度が高い傾向にありましたが、嫌悪後の笑顔が最も「女性的魅力度」が低いという結果になりました(No.11)。

これらの結果から、持つ感情が、その後の真顔や表情、印象に影響していることが明らかになり、普段から感情を意識し上手に付き合うことで、真顔や表情、印象を改善できることが示唆されました。
*実験結果(図3)については2016年9月10日に日本女子大学で行われた第18回日本感性工学会大会にて発表しております。


■表情学博士・菅原 徹氏からのコメント
1.持つ感情によって印象が変わる理由について
感情という心のアクセルは、一回踏むと、意志というブレーキをかけても急には止まれないものです。今回の実験では、嫌悪感情、喜びの感情表出の直後の真顔と笑顔に、「感情の足跡」とでもいえるような、意識されない表情筋収縮が残り、特にネガティブな感情の後の真顔の印象は悪くなることが分かりました。

2.表情筋収縮が残る原因について
表情筋収縮が残るのは、意識的な制御が難しい表情筋の持続的な緊張が原因となります。長時間のデスクワークで肩が凝ってしまう様に、表情にも感情の癖がついていると、表情筋収縮が持続し、凝り固まってしまうのです。感情癖は深層心理にプログラミングされているので、気づきにくいものといえるでしょう。

3.表情や印象を改善する方法
感情が生起し、表情として表れ、表情筋の収縮具合は脳へフィードバックして感情を増幅させます。感情と表情筋は互いに影響しあっているのです。大切なのは自身のネガティブな感情に気付き、それを手放すこと。さらに表情筋のトレーニングによって、感情に気付き制御しやすい、表情筋のセンサーを磨くことが大切です。

<菅原 徹>
https://www.atpress.ne.jp/releases/115747/img_115747_5.png
表情学博士/感性価値プロデューサー。早稲田大学人間総合研究センター招聘研究員、東洋大学総合情報学部非常勤講師、東洋大学工業技術研究所客員研究員。「感性形成を目指した笑顔の仕組みと創出に関する研究」に従事。その他、筋電図、心電図を用いた生体計測や感性評価、人間環境デザイン心理学が専門。スマイルサイエンス学会代表理事。笑顔学を提唱し、「表情美と健康」の研究者としてテレビや雑誌で注目を集める。

SMILE LAB: http://www.kanseismile.com/


■今後の展望
顔には、人生や生き様が表れるといいますが、それは、人が何を思ってどう行動するかが結果として顔に表れるということが考えられます。少なからず今回の実験では、感情が顔貌や印象につながりが示唆されました。感情や表情の長期的な繰り返しが今回の様に顔貌や顔立ちに影響するのであれば、感情や表情をケアすることによって、後天的に顔立ち(KAODACHIと定義)を創っていくことが可能なのではないでしょうか。私たちは美容の立場から、感情や表情をケアすることで顔立ちをマネジメントしていくことを展望とし、今後も研究を続けていきます。


■KAODACHI研究所
ヨーロッパにおいて、女性美研究の権威であるジョルジュ・ヴィガレロ氏とともに、美意識の追求のために立ち上げた研究所。人生が顔に表れる根拠を科学的、哲学的様々な分野から研究し、KAODACHIマネジメントを研究・開発しています。

※ 「KAODACHI マネジメント」とは、KAODACHI研究所が開発した顔の印象や表情を自分の意志と手で創るプログラムの総称です。KAODACHIとは、生まれつき持った顔の造形でなく、想いの表れた顔、印象や表情を表出する顔のことを意味します。

URL: http://kaodachi.com/


■THE BOOK
KAODACHI研究所が開発した世界初のプログラム「KAODACHIマネジメント」を採用したビューティブランド。東京・青山にある本店では、お客様ご自身の真顔や笑顔をご確認頂きながら、お客様の感情や思考癖を分析。表情癖を解消し、美点を伸ばしていくことで、お客様のなりたい表情や印象に導きます。
THE BOOK青山本店は今年春にオープンしたばかりにも関わらず、女優やモデルなど300人以上のインフルエンサーの体験があり、「新感覚の自分発見サロン」として、今、最も注目されるビューティスポットの一つとなっています。

URL: http://www.thebook.com


【参考資料】
■実験について
<実験概要>
期間:2016年3月29日〜6月30日

<実験方法>
健康な40代〜60代の成人女性18名を対象に、表情、感情の出しやすさと気分調査票によるアンケートを行ってから、課題表情(嫌悪、微笑み、笑顔)の練習と表情写真の撮影を行いました。実験手順の説明後に深呼吸、検者との対話でリラックス状態を作った後、真顔の動画撮影(30秒)、随意的な笑顔の動画撮影(15秒)を行いました。次に被験者は不快シーンの想起と嫌悪の表情を3分間持続し、続けて真顔の動画撮影(30秒)、最後に随意的な笑顔の動画撮影(15秒)し、同様に、快シーンを想起して微笑みを3分間持続し、真顔の動画撮影(30秒)、随意的な笑顔の動画撮影(15秒)を行いました。
次に、動画をキャプチャしてJPG画像として保存し、リラックス後の真顔(No.1)、嫌悪後の真顔(No.2)、微笑み後の真顔(No.3)と、リラックス後の笑顔(No.4)、嫌悪後の笑顔(No.5)、微笑み後の笑顔(No.6)の平均顔画像を作成しました。さらに評定者3名が顔印象の違いを共通して認めた7名の平均顔画像を、リラックス後の真顔(No.7)、嫌悪後の真顔(No.8)、微笑み後の真顔(No.9)と、リラックス後の笑顔(No.10)、嫌悪後の笑顔(No.11)、微笑み後の笑顔(No.12)を作成しました。

<分析方法>
・表情分析ツール
12(No.1〜No.12)の平均顔画像を試料とし、「Neutral(中立)」の真顔に表出する感情成分、「Happy(喜び)」、「Angry(怒り)」、「Sad(悲しみ)」、「Surprised(驚き)」、「Scared(恐れ)」、「Disgusted(嫌悪)」を定量的に扱い可視化するために、FACS(Facial Action Coding System)理論をベースに開発された表情分析ツール・フェイスリーダー6.0(ノルダス社製)を採用し、違いを比較しました。
・感性評価
同じく12の平均顔画像を試料とし、成人男女27名を対象として、顔印象に関する16の形容詞対を用いて5件法で感性評価を行いました。

<結果>
・表情分析ツール(フェイスリーダー)の場合
評定者3名が顔印象の違いを共通して認めた7名の平均顔画像をフェイスリーダーで比較すると、不快感情後の真顔にはAngry成分が検出されました(図1)。快感情後の笑顔とリラックス後の笑顔は3つの笑顔の中でHappy成分が最も高い傾向にありました。
このことから、不快感情と表情を保持した場合は、その後の真顔や笑顔にも不快感が表出され、一方で快感情と表情を保持した場合は、その後の真顔や笑顔にも快感情が表出されることが分かりました。同じ真顔でも直前で保持した感情や表情によって、真顔から抽出される感情成分が変動することが分かりました。
・男女27名による感性評価の場合
評価点の平均値を算出し比較した結果、嫌悪後の真顔(No.2、No.8)は他の条件に比べ「冷たい」「親しみにくい」「暗い」「不機嫌な」といった項目で値が高い傾向がみられました。
また評点を主成分分析し、累積寄与率が80%を超えた第2主成分までを採用しました。第1主成分は「女性的な」「魅力的な」「ポジティブな」「自然な」「優しい」「上品な」「印象的な」「若い」の主成分負荷量が0.8を超えていたため、「女性的魅力度」として軸を定めました。
また第2主成分は「大人っぽい」の値が大きく、「見た目の大人度」としました。主成分得点を基に、試料の散布図を作成しました(図3)。真顔においては、持つ感情によって見た目の大人度が変わることと、嫌悪後の笑顔(No.11)では女性的魅力度が低くなることが分かりました。
プレスリリース提供元:@Press

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