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プレスリリース

カミンズジャパン株式会社

カミンズ、排ガス規制ステージ5基準適合のEGRフリー新型エンジンラインアップをbauma2016にて発表

(@Press) 2016年07月22日(金)10時30分配信 @Press

Cummins Inc.(ニューヨーク証券取引所:CMI、以下 カミンズ)は、ドイツ・ミュンヘンにて開催された国際見本市「bauma2016」において、2019年適用のEU排ガス規制ステージ5基準クリアを目的とした出力100hp〜430hp(75〜321kW)の新世代低排出エンジンを発表しました。

この新世代低排出エンジンは、よりシンプルな構造様式で排気ガス再循環装置(EGR)を使用せず、Cummins Single Module(TM)排気後処理技術を利用しています。新たにF3.8、B4.5、B6.7、L9と名付けられたこのエンジンは、現在適用のステージ4基準およびTier 4 Final基準をクリアするエンジン又は同等エンジンと比較すると、その平均より出力10%以上、トルク約20%を上回ります。


カミンズのエンジンビジネスユニット ヴァイスプレジデント ジム・フィアー氏は、bauma2016でのエンジン発表の場において次のように発言しました。「ステージ5基準適合に向け、排気ガス再循環装置(EGR)を取り除くことで、我が社は排気量を増やすことなくエンジンの可能性をフルに引き出すことができました。我が社の12リットルエンジンは既にステージ4基準適合の時点でEGRフリー設計に成功していました。今回そのシンプルな方法を出力範囲を超えて繋げることができました。EGRフリーということは、冷却すべき対象がより少ないことを指します。つまり、OEM統合のコスト削減に役立つということです。」

ステージ5基準適合の新型エンジンは燃費が改善したことによって、ステージ4基準適合エンジンと比較すると、使用機器次第で違いがあるものの総合的な液体消費コストが平均3%を下回ります。エンジン運用コストについては、現在のオイル交換間隔500時間の2倍である1,000時間を達成することによって、更に縮小する予定です。

より高性能な電子機器を用いてスタート&ストップ機能をエンジン管理システムに組み込むと、アイドルタイムに対応して5%〜15%の燃料を節約できる可能性があります。カミンズのステージ5基準適合エンジンはワイヤレス接続に対応しており、素早く専門的なエンジン診断のワイヤレス送信が可能です。したがって、オペレーターは自らの機器の稼働可能時間を最大限に延ばすことができます。

「これら新型エンジンは、未だかつてないレベルの性能を提供することで各エンジンクラスに新たな基準を設定することを目指しています。これによって、ステージ5基準適用に向けエンジン生産性に転換がもたらされるでしょう。」とフィアー氏は語りました。

シンプル化と共にグレードアップした性能は、ステージ5基準適合エンジンにカミンズのシングルターボチャージャーを使用することで更に確認することができます。F3.8、B4.5、L9エンジンには最新の高性能ウェイストゲートターボ過給システムが使用されています。B6.7エンジンは実証済み可変容量技術を保持しており、ホルセットVGT(R)の使用によって非常に優れた出力密度と燃費性能を実現しています。


<ステージ5基準適合に向けた出力の大幅アップ>
4気筒のF3.8およびB4.5エンジンは、ステージ5基準適合に向けて出力・トルクともに大幅アップしたため、OEMエンジン搭載施設の規模縮小に大きなチャンスをもたらします。3.8リットルエンジンの出力は、ステージ4基準適合の130hp(97kW)からステージ5基準適合の155hp(116kW)にアップし、4.5リットルエンジンの出力は173hp(129kW)から200hp(149kW)にアップしました。F3.8エンジンの瞬時最大トルクは20%を上回り600N・mに、B4.5エンジンについては11%増で780N・mにアップしました。

6気筒の6.7リットルおよび9リットルエンジンは、既にそのクラスではトップの位置付けですが、更なる高出力・高トルクで前進しています。ステージ5基準適合B6.7エンジンの最高出力は326hp(243kW)で、瞬時最大トルクはステージ4基準適合エンジンを30%上回る1,375N・mに増加しています。9リットルエンジンの最高出力は、ステージ5基準適合で400hp(298kW)〜430hp(321kW)であり、瞬時最大トルクは13%増の1,846N・mです。性能が大幅に向上したことにより、B6.7エンジンおよびL9エンジンの中型・大型機器のパフォーマンス・リーダーとしての立場は今後も揺るぎないでしょう。

その大幅アップした性能は、4気筒および6気筒エンジンのフルエンジン速度RPM全般にも応用されています。ステージ5基準適合エンジンは、これまで以上に様々なマシン負荷需要に適応しており、高RPMでの高出力又は低RPMでの高トルクが可能です。高性能電子機器の特性および較正の組み合わせによって、マシン特有のオペレーションでは理想的な性能曲線が得られます。


<ステージ5基準適合>
EU導入のステージ5基準は、建設用機器・採掘機器・運搬機器に対する非常に厳格な排ガス規制であり、2019年1月1日に適用が予定されています。ステージ5基準における重要な要求事項は、許容限度値10(12)/kWhというPN(排気微粒子の粒子数)の規制値です。PM(排気微粒子)の排出率については0.015g/kWhまで強化されます。

まとめると、PNおよびPM規制値は全PMを実質99.9%カットするものであるため、DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)の使用が必要です。更に、窒素酸化物(NOx)排出率は0.4g/kWhと非常に低いレベルに強化されるため、SCR(選択触媒還元脱硝装置)後処理システムの使用も必要です。751hp(560kW)を超えるエンジンはステージ5基準対象に含まれますが、PN規制の要求はありません。


<Cummins Single Module(TM)排気後処理技術のメリット>
ステージ5基準適合のCummins Single Module(TM)は、1つのモジュールにDPF・SCR・尿素噴射技術が組み合わされていることで、ステージ4基準適合の排気後処理技術に比べると最大50%のエンベロープサイズ縮小および30%の重量縮小が可能です。

Cummins Single Module(TM)は本質的に「フィット・アンド・フォゲット」のシステム、つまり、受動再生方式によってオペレーションへの影響およびオペレーターの介入なしに、ほぼ完全に排気物を除去することができるシステムです。点検清掃間隔は今日のシステムの5,000時間を遥かに超えると予想されます。Single Module(TM)のモジュラーは、異なるサイズの直径および長さも効果的にエンジン出力の触媒性能に適応するよう設計されています。


<万能エンジン>
カミンズのステージ5基準適合エンジンは燃料硫黄分の耐性レベルが最大5,000ppmと本質的に高いため、万能エンジンというゴールを目指す上で大きな障害がありません。カミンズのステージ5基準適合エンジンをOEMが各々の機器にワールドワイドで利用することで、有効な排ガス規制が複数存在する複雑さを解消することが期待できます。同一のエレクトロニック統合および機械的接続を使い、エンジンの排気レベル次第で排気後処理技術の使用/不使用を選択することで、各機器に共通のエンジン搭載が可能です。

これら新型エンジンは、2019年適用予定の厳格なステージ5基準をクリアする一方で、EPA(米国環境保護庁)による排ガス規制Tier 4 Final基準および日本と韓国における同等の排ガス規制に適合することについて、共に証明を受ける予定です。そうすることで、EGRフリーエンジンがもたらすメリットを役立て、OEM各々のグローバル機器を作動させる際につきまとう複雑さを軽減することができます。


<74hpから675hpへの拡大>
ステージ5基準適合に向け改名したカミンズの大型コンビX12およびX15エンジンは、同一のDPF ― SCR後処理システムを保持し、より高出力OEM、更なる特殊機器のため現行の搭載継続性を提供します。12リットルエンジンが驚くべき最大定格出力512hp(382kW)を実現し、15リットルエンジンが最大定格出力675hp(503kW)を実現したことによって、厳しいデューティーサイクルに理想的な実証済みの高品質な性能を両者エンジンは提供し続けるでしょう。EGRフリーのX12エンジンの排熱は、クールドEGR使用のエンジンと比較して40%より更に低くなっています。

ステージ5基準適合ラインアップの一端、4気筒のF3.8エンジンは定格出力74hp(55kW)を実現予定で、トルク性能を損なうことなく機器のエンジン搭載規模を縮小できると見込まれます。F3.8エンジンはSCR不要の極小型エンジン搭載DPFのメリットを利用予定で、特にレンタル機器に適した定格となっています。


<カミンズとは>
カミンズは、ディーゼルエンジン、天然ガスエンジンに加え、燃料装置や制御装置、空調器具、エアハンドリング、フィルトレーション、排出ガス後処理装置、発電システムなど関連技術の設計や製造、販売、サービスを相互補完的に手がける動力機器のグローバルリーダーです。
米国インディアナ州コロンバスに本社を置くカミンズは、全世界におよそ55,000人の従業員を擁し、600社を数える直営/独立系の販売会社、そして7,200社あるディーラーのネットワークを通じて、およそ190の国と地域のお客様に貢献しています。
2015年度、カミンズは収益191億ドルに対し14億ドルの純利益を得ました。

○プレスリリースについて
・カミンズのホームページ    : http://www.cummins.com/
・カミンズ Enginesのホームページ: https://cumminsengines.com/

○カミンズについて
・Twitterアカウント: http://twitter.com/cumminsengines
・YouTube動画   : http://youtube.com/cumminsengines


【本社概要】
商号   : Cummins Inc.
代表者  : トーマス・ラインバーガー
設立年  : 1919年
資本金  : $2,178,000,000
所在地  : Columbus, Indiana, USA
URL    : http://www.cummins.com/


【カミンズジャパン概要】
商号   : カミンズジャパン株式会社
代表者  : フランクリン・マシュー・ジャミソン
設立年月日: 1961年10月30日
資本金  : 90,000,000円
所在地  : 東京都港区海岸1-16-1 ニューピア竹芝サウスタワー15F
URL    : http://www.cummins.jp/


【本リリースに関するお問い合せ先】
カミンズジャパン株式会社
担当 : 若林
E-mail: cummins.japan@cummins.com
プレスリリース提供元:@Press

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