• トップ
  • リリース
  • 荒川氾濫・首都大規模災害の危険に晒される園児を守る 墨田区 育正保育園にて災害対策の意見交換会を実施

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4

社会福祉法人七施 育正保育園

荒川氾濫・首都大規模災害の危険に晒される園児を守る 墨田区 育正保育園にて災害対策の意見交換会を実施

(@Press) 2016年07月07日(木)10時30分配信 @Press

育正保育園(所在地:東京都墨田区、理事長:川合 善大、運営:社会福祉法人七施)は、隅田川・荒川に程近く、集中豪雨等による大規模水害が起きれば水没する危険を抱えています。災害時に園児の命を守るためには高所への避難経路確保が必須ですが、そこには防犯をはじめとした問題があり、当園だけの力では避難経路の確保ができないことがわかりました。
そこで当園では、園内外の方にこの問題を広く知っていただき、共に考えることで解決の糸口を探るべく、2016年7月15日(金)に当園にて災害対策についての意見交換会を開催します。当日は、当園を利用する園児の保護者のみならず、同じく子育て中の方にご参加いただき、災害時において子供の命を守る方策について話し合い、社会を変えるきっかけを作りたいと考えています。


■育正保育園が抱える問題

〜荒川氾濫リスクから、90名の子供の命を守れるか〜

当園が位置する墨田区は、荒川と隅田川に囲まれ、集中豪雨等によって大規模水害が起きる危険性が高い地域です。内閣府中央防災会議が2010年に発表したシミュレーション(※1)によれば、72時間で雨量が550ミリを超えた場合に荒川氾濫の危険があるとされていますが、2015年に鬼怒川が決壊した東日本豪雨災害では、これを上回る72時間で610ミリの強い雨が降りました。もしこの雨量が荒川流域で降れば、約51万世帯・約120万人が浸水被害を受けることが予想されています。

当園では、予想される災害から90名の子供の命を守るため、自衛対策を検討してきました。「墨田区水害ハザードマップ(※2)」によれば、当園の位置は荒川氾濫時に「3.0m未満=1階の屋根までつかる程度」の浸水が予想されており、ビルの1階に位置する当園は水没の危険があります。
そこで、洪水発生を想定した高層階への避難訓練を行ったところ、ビルの上階へと繋がる非常口は施錠されており、災害時の解錠について明確な対策が講じられていないことがわかりました。
非常階段はビル内部から屋外への脱出のために作られており、災害時に90名の園児が建物内の安全な場所へ避難することは想定されていません。生命の危険が想定されることから、非常階段の鍵を当園も利用できるようにビル側と交渉いたしましたが、他テナントに対する防犯上の理由から、いちテナントである当園が鍵を借りる許可は得られませんでした。


〜「非常時」の備えが優先されない社会を変えたい〜

当園が預かる90名の子供の命が危険にさらされる可能性が高いにも関わらず、このような理由から非常時を想定した対策は進んでいません。災害のように「いつか」起こる問題は、優先度を低く扱われがちです。この状況を変えるには、多くの人が問題を自分のことと考え、実行力のある対策を検討し、各々の利害関係者へ働きかけていくことが最重要であると考えます。
例えば、津波避難ビルでは災害時の解錠システムの必要性(※3)が指摘され、巨大地震発生リスクの高い一部地域では、地震の揺れを感知すると自動的に解錠されるキーボックスの設置が進められています(※4)。こういった有効な手立てがありながらも、設置の義務化といった法的な整備は行われておらず、各地域・建物所有者の自主性に委ねられているのが現状です。

当園では「子供の命を守る」ことを最優先に考えています。そのために、特に危険があるビル低層階の利用者が緊急時に解錠手段を得るための一部例外措置について検討し、実現していくことを目指し、この度の意見交換会を実施いたします。


■育正保育園 災害対策意見交換会 実施の目的と内容
・危険を抱える園児の保護者に現状を知っていただくこと
・多くの人にこの問題を知っていただき、より大きな声として社会を動かす力とすること
・参加者全員で、有効な解決策を検討していくこと

意見交換会実施後は、当日出されたアイデアを添えてネットで署名活動を行いたいと考えております。


■意見交換会開催概要
日程  :2016年7月15日(金)
時間  :18:30〜20:00 (90分)
場所  :育正保育園(東京都墨田区東駒形1丁目3-15 マーナビル1F)
アクセス:都営浅草線「浅草駅」徒歩3分
     東京メトロ銀座線「浅草駅」徒歩4分
     都営バス「東駒形一丁目」バス停下車徒歩0分
     URL https://goo.gl/maps/oXzcC8A6Eom
     *当園は駐車場がないため、お車でのお越しはご遠慮ください

<参加対象者>
・当園を利用される保護者の方
・当園以外の園児の保護者(30名程度)

当園保護者は園児と同伴で参加される方が多く、園児の安全のため、一般の方のご参加を一部制限しております。しかしながら、「子供の命を守る」という主旨に共感される方、同じ問題を抱える方にもご参加いただき、共に話し合うことで解決策を見出だせればと考えています。小さなお子様の育児をされている方のご参加をお待ちしています。
参加を希望される方は、下記へ事前にご連絡ください。

<一般の方のお問い合わせ先>
育正保育園
担当 : 山内
TEL  : 090-2049-5976
FAX  : 0725-24-5602
E-mail: k09020495976@icloud.com


■参考
※1 内閣府中央防災会議「大規模水害対策に関する専門調査会報告」2010年4月
http://www.bousai.go.jp/kaigirep/chuobou/senmon/daikibosuigai/pdf/100402_shiryo_1.pdf
※2 墨田区「墨田区洪水・都市型水害ハザードマップ」2014年
http://www.city.sumida.lg.jp/anzen_anshin/katei_tiikinobousai/kouzui_hm1.files/kozui-toshigata-HM-chizumen20141117.pdf
※3 内閣府政策統括官(防災担当)「津波避難ビル等に係るガイドライン」2005年6月
http://www.bousai.go.jp/kohou/oshirase/h17/pdf/guideline.pdf
※4 地震連動自動解錠かぎ保管庫の設置箇所について(愛媛県宇和島市)
https://www.city.uwajima.ehime.jp/soshiki/5/zisinnrenndou.html


■保育園概要
園名  : 育正保育園
所在地 : 東京都墨田区東駒形1丁目3-15 マーナビル1F
開園  : 2007年1月
理事長 : 川合 善大(かわい よしお)
設置主体: 社会福祉法人七施(ななせ)
定員  : 約90名
URL   : http://www.ikusei.ne.jp/
※ウェブサイト更新中のため、2016年7月7日(木)現在 閲覧いただけません。

<教育方針等>
当園は、「人間力育正」を経営理念としています。通常保育以外にも、外国人による英語、裏千家のお茶、柔道の受け身などを取り入れ、人間力を正しく育てることを目指しています。
プレスリリース提供元:@Press

推奨環境(ブラウザーのバージョン)
Microsoft Internet Explorer 6.0以降、Mozilla Firefox 2.0以降、Apple Safari 3.1以降
「スケジュール調整機能」は、Internet Explorer 6.0以降でのみ動作します。
環境依存文字については、正しくご利用いただけない場合がございます。

このページの先頭へ戻る