みなみ:たつや君、会議室Aまで来てちょうだい。
タツヤ:なんですか~?今日はもう宿題提出しましたよ~。…って、どうしたんですか、その格好!?
みなみ:いいからいらっしゃい。
タツヤ:そ、そんなに怖い顔をしているとせっかくの美女も台無しですよ。
みなみ:早く座りなさい。
タツヤ:は、はい!
みなみ:これから言うことは『超』極秘事項よ。誰にも言ってはダメ。いい?
タツヤ:えー!!そんな重要なことなんっすか?!もちろん了解でっす!
みなみ:実はうちの社員が営業秘密をライバル会社に渡していた疑いがでてきたの。
タツヤ:マジっすか?!うちの社員がですかっ!!
みなみ:しっ!声が大きい。
タツヤ:はい…。
みなみ:内部監査部門と共同でうちの部も不正調査を手伝うことになったの。
タツヤ:すっげー!ドラマみたいっすね!!だからそんな格好してるんですね…。で、僕は何しますか?張り込みっすか??
みなみ:そんなことしなくて大丈夫。
タツヤ:えー!つまんなーい!!
みなみ:では、ここで問題よ。
タツヤ:こんな時にですか?
みなみ:いかなる時も考えながら仕事をすることが重要なのよ。
タツヤ:はい…。
みなみ:不正調査の初期段階で行う重要な項目で、いち早く実施すべき対応策は次のうちどれだと思う?
Q. 不正調査の初期段階で行う重要な項目でいち早く実施すべき対応策は?
1. その社員が使っているコンピュータのハードディスクのディスクコピーとその保全
2. その社員への聞き取り調査
3. その社員が作成した資料の入手と分析