1. 「発生する可能性」と「発生した場合の影響」
2. 「発生するまでの時間」と「回復するまでの時間」
3. 「発生した場合の影響」と「発生しなかった場合の影響」
【答え】
正解→ 1
【解説】
タツヤ:
1でしょ。
みなみ:
あら、意外と簡単に答えたわね。
タツヤ:
そりゃ、将来を期待されているホープですから!
みなみ:
まぁ、いいわ。一般的には「発生する可能性」と「発生した場合の影響」の積で表される場合が多いのよ。震度6以上の地震が起こる可能性が40年に一度で、地震が起こった場合の損害が6億円だったら、1/40年×6億円で1500万円/年という計算になるのよ。
タツヤ:
…。わかんないっす。
みなみ:
簡単な計算じゃないの。あんたは賢いんだかどうだか……。 ちょっといらっしゃい!徹底的に計算の練習よっ!(ずるずる…)
丸山満彦(まるやま・みつひこ)
公認会計士。
大手監査法人に在籍 パートナー。
1992年大手監査法人に入社。1998年~2000年米国の監査法人に勤務。帰国後、リスクマネジメント、コンプライアンス、社会的責任、情報セキュリティ、 個人情報保護関連のコンサルティングを実施。
情報セキュリティ関連の政府委員を歴任。
内閣官房情報セキュリティセンター兼務。
情報システムコントロール協会(ISACA)東京支部理事
日本セキュリティ監査協会(JASA)幹事
デジタルフォレンジック研究会監事
JPCERT/CC監事
日本監査研究学会会員
情報ネットワーク法学会会員
[イラスト]
加藤 豪(かとう ごう)
大阪府出身。ユーモアを含んだ勢いとコントラストの強いカラーのイラスト、人の心理をテーマにしたちょっとシュールな4コマ漫画、短編等を制作しています。
■ホームページ : http://www.occn.zaq.ne.jp/kato5/