Cさん 「ねえ、あなたたち、知ってる!?」
B君 「何をですか!?」
Cさん 「とある人事部の人から聞いたんだけど、今度、社員全員のパソコンに監視装置を付けるらしいのよ。」
A君 「え、なんだか物騒ですね…ひょっとしてこの部屋にも全て監視カメラが…!?トイレの鏡も、もしかしてマジックミラー!?」
B君 「僕らは既に、包囲されている!?」
Cさん 「あなたたち、ドラマの見過ぎよ…。そんなんじゃなくて、オンライン・モニタリングのことよ。」
A君 「B君が毎日掲示板サイト見てるのも監視される?」
B君 「A君が毎日ソリティアやってるのも?」
A君 「しかし、会社もなんでこんな隠微なことするんですかね…。」
Cさん 「個人情報保護法対応みたいよ。それだけじゃないみたいだけど。」
B君 「そうですよね。生産性向上のはずのIT化だったのに、一部にパソコンでゲームばかりして遊んでいる奴もいるし。」
A君 「電子メールでセクハラしたりパワハラしたり、掲示板に書き込んだりって話もあるらしいからね。外から見えないだけに、これまた隠微な話ですよね。」
Cさん 「あなたたちみたいのがいるから、やっぱりオンライン・モニタリングが必要なのかしらね。」
A君・B君 「ギク…」
Q. 個人情報保護法上、正しいのはどれ?
1. 社員の個人情報も顧客情報同様に個人情報保護法が適用される
2. 社員をオンラインでモニタリングしたログ情報は個人情報にはあたらない。
3. 社員の個人情報を取得する場合は、その利用目的をイントラネット上で公表しなくてはならない。