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【特集】<br>インフォランス<br>ベンチャーの新卒採用術(3)
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インフォランス
ベンチャーの新卒採用術(3)
更新日: 2007年11月14日

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会社を成長させる「2・6・2」の法則

ベンチャー企業は、大手と比較してそれほど多くの学生を採用するわけではありません。ですから、新卒採用で起こしがちな問題として、採用しようとするすべての学生に最高の優秀さを求める傾向があります。自社の採用で私もそうでしたが、採用学生の全員をスター選手で揃えたいと思ってしまうのです。

自社でも優秀な学生を揃えて採用すべく、相当な採用コストと労力をかけました。しかし、揃えた優秀な学生が会社の成長に寄与したとは言えませんでした。

実際にやってみてわかったことですが、優秀なリーダータイプの学生だけを採用できても、会社はうまくまわらないのです。会社が立案したことを推進するタイプの人間が少なかったのです。会社はいろいろな役割を果たす種類の社員がいて、全体がスムーズにまわるのです。少し前の読売ジャイアンツは、選手に多額の年俸を払ってスター選手を集めましたが、ペナントレースの結果は散々なものでした。会社も同じで優秀で目立つ社員だけを揃えても、会社を成長させることはできないのです。

会社を効率良く成長させるためには、いろいろな役割の社員が必要です。前線の営業で数字を稼いでくる人、営業が動きやすいように後方支援する人、社内の管理業務をする人、新しい経営戦略を考える人、ウェブでの戦略を推進する人などなど、様々な役割分担が揃って会社はうまく回ります。ですから新卒採用をするとき、優秀な人だけを狙って採用活動をするのではなく、社内の業務分担に応じてそれぞれの役割に合わせた採用戦略を持つべきなのです。戦略を立てられるような優秀なリーダー格の学生は採用枠全体の2割もいれば充分です。会社が決定したことを愚直にこなし、結果を出すことができる役割が6割で、それを後方からサポートする役割が2割という割合がいいと思います。

採用で学んだ、「新卒採用2・6・2の法則」配分を試してみてはいかがでしょうか。どの役割やタイプにも強み弱みがありますので、自社の全体バランスを考えてそれぞれの役割配分を考慮に入れた採用計画を立てることが大切だと思います。

(フジサンケイビジネスアイ 2007年10月29日掲載)
(ベンチャーファクトリーニュース 2008年1・2月号掲載予定)


提供:経営者向けビジネス新聞「ベンチャーファクトリーニュース
佐々木 雅士《ささき・まさし》
1968年生まれ。大学卒業後、都市銀行の保険代理店部門に入社。
企業コンサルティング業務に従事して様々な経営手法を幅広く習得。
連続トップセールスマンとして記録的な成績を残す。2000年に独立して
インフォランスを設立し代表取締役に就任。経営の側面支援を掲げて、
中小・ベンチャー企業の経営を、新卒採用・税務財務・ウェブ戦略など、
あらゆる側面から支援している。


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