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公益財団法人日本ユニセフ協会

【プレスリリース】ユニセフ『世界子供白書2015』 初の完全デジタル版発表  

(PR TIMES) 2014年11月20日(木)10時33分配信 PR TIMES

「子どもの権利条約」が生まれて、11月20日で25年<br />

※本信は、ユニセフ本部から提供された情報を元に日本ユニセフ協会広報室が翻訳・<br /> 編集しています。


【2014年11月20日 ニューヨーク発】
ユニセフは子どもの権利条約が採択されて25周年の記念日に『世界子供白書2015』を
発表。何百万もの子どもたちがイノベーションの恩恵から漏れないように早急な行動
が必要であると訴えます。人と人との結びつきや協力が、イノベーションを活用して<br /> すべての子どもに到達するための新たな地球的ネットワークを勢いづかせると考えます。

今回の『世界子供白書2015』は、「未来を再考する:一人ひとりの子どものための<br /> イノベーション」がテーマ。政府や開発の専門家、ビジネス関係者、社会運動の推進者、
コミュニティは、子どもたちが直面する最も差し迫った問題のいくつかに取り組む
ために新しいアイデアを推進するべく共に行動し、その地域にとって最善で有望な<br /> イノベーションを拡大していくための新しい方法を見つけるよう求めています。

本報告の内容は、最先端の技術革新であるクラウド・ソーシングによって収集されて<br /> おり、世界中の国々のイノベーションを地図上で示す双方的なデジタル・プラット
フォームを設けています。そして、イノベーターに自身のアイデアを地図上に記す
ように要請しています。


「不公正は人類と同じくらい古くからあり、イノベーションもまた、しかりです。
イノベーションはいつも人類の進化を後押ししてきました。かつてなくお互いに結び<br /> つきのある私たちの世界で、ローカルな解決策が地球的なインパクトを与え、毎日<br /> 不平等や不正義に直面するそれぞれの国の子どもたちに恩恵を与えるのです」と、
ユニセフ事務局長のアンソニー・レークは言います。

「イノベーションが一人ひとりの子どもに恩恵を与えるために、私たちはもっと<br /> イノベーティブでなくてはいけません。私たちは従来からの問題を解決するために<br /> 新しい発想を育む方法を改めて考えることが必要です。私たちが抱える最も難しい
問題の最善の解決策は単にトップダウンあるいは草の根レベル、あるいは一部の国の<br /> グループまたは他のグループから出されるものではありません。そうした解決策は<br /> 新しい問題解決のネットワークやコミュニティのイノベーションからもたらされる
のです。国境を越え、分野を超え、届きにくい人に届くのです。そしてそれらは<br /> 若い人、そして子どもたち自身によりもたらされるのです」と、レーク事務局長は<br /> 言います。

国連総会は1989年に子どもの権利条約を採択しました。それ以来子どもの権利の進展
には大きな進歩がありました。5歳未満で亡くなる子どもの数は大きく減少し、教育や
清潔な飲み水へのアクセスも増しました。

しかし、何百万という子どもの権利が今でも毎日侵害されています。最も貧しい世界の<br /> 子どもの20%は、最も裕福な子どもの20%に比べて、栄養失調で発育不良に陥り、5歳<br /> の誕生日を迎える前に死に至る可能性が約2倍となっているのです。後発開発途上国の<br /> 子どもの4人にひとりは児童労働に従事し、何百万もの子どもたちは日常的に差別や
身体的性的暴力、虐待やネグレクトを経験しているのです。

この最新の『世界子供白書2015』は、経口補水塩、調理せずに食べられる栄養補助食品
などの従来のイノベーションが過去25年間で数多くの子どもたちの生活に大きな変化を
与えている事例を報告しています。そして、よりイノベーティブな物資、手法、
パートナーシップが、最も到達しにくい子どもが持つ権利の実現のために欠かせないと、
続けます。初の完全デジタル版となった「世界子供白書2015」 (www.unicef.org)は、
双方向性とマルチメディアを活用したものとなっており、利用者が自分自身のアイデア<br /> や発明をシェアするように招いています。下記にあるような世界のいろいろな国で、
既に生活を改善しつつある素晴らしいイノベーションの事例が紹介されています。


・世界初の補聴器用充電池「ソーラー・イヤー」。電力供給が安定していない
コミュニティの要望に応えて開発されました。充電する際は、太陽や家庭用照明<br /> または携帯電話の差し込み口を利用します。
(Tendekayi Katsiga 氏、Deaftronics社、ボツワナ/ジンバブエ)

・コミュニティベースの地域栄養不良管理プログラムを開発。入院による栄養補助食品
の投与という高コストで普及の速度に課題がある方法を改め、地域の診療所の協力の<br /> もとに、調理せずに食べられる栄養補助食品を使って自宅療養を行う看護モデルです。
(Steve Collins氏、非営利団体VALID Nutrition の共同創設者兼代表)

・若者と共に新しく開発した「U-Report」というSMSサービス(携帯電話のショート・<br /> メッセージ・サービス)の導入により、エボラ出血熱により非常事態の真っただ中に<br /> あるリベリアで、彼らにとってどんな問題が最も大切なのか検証するのを支援<br /> しました。
(ユニセフ・リベリア)

・バングラデシュの洪水多発地帯で暮らす子どもたちに年間を通じて教育を受けられる
場を提供する「ボート(船)の学校」の事業。
(Mohammed Rezwan氏、NGO団体Shidhulai Swanirvar Sangstha 創設者兼事務局長)

・コロンビアの10代の女の子2人によって発明された「Vibrasor」という聴覚障がい者
のための器具。この器具により聴覚障がい者が混雑した都会の町中を安全に移動する
ことができます。
(Isamar Cartagenaさん、Katherine Fernandezさん)

・電力供給が安定しないナイジェリアの人々のために、手頃な値段で安全な代替案を
提供すべく、尿を利用した発電機を開発した4人の10代の女の子。
(ナイジェリア)


「地球のあらゆる場所、例えば遠く離れた片隅にさえたくさんの若いイノベーターが
います。彼らは子どもたちのために世界を変えるため熱心に取り組んでいます」と、
インドのチャンディガー出身のBisman Deuさん(ビスマン・デュー 16歳)は言います。
彼女は「GreenWood」の開発について語っています。稲作で不要となった廃棄物から建築用<br /> 資材を開発しました。そして、この発明が報告されています。

「どの国も異なる問題を抱えています。そして、誰でも違った解決策を持っています」
と、Deuさんは続けます。また、「私たちはイノベーションを推進する地球の仲間として<br /> お互いの経験から学ぶ必用があり、そして、変化をもたらすアイデアを作り続ける必要
があるのです」と、言います。

ユニセフは世界中の190カ国以上のネットワークでイノベーションを最優先に進めて<br /> います。新しい発想の方法、作業の方法あるいはパートナーとの協力のありかたを奨励し、
地域の才能を育てるためにアフガニスタン、チリ、コソボ、ウガンダなどの国に拠点を
設けています。

あなたのアイデアや発明を www.unicef.org/innovation に教えて下さい。


■『世界子供白書2015』完全デジタル版の全文、画像、映像は以下より閲覧可能です
(英語)。
http://www.unicef.org

日本ユニセフ協会では、上記サイトを日本語に要約し、ホームページに公開しています。
http://www.unicef.or.jp/library/library_wdb.html

※世界の子どもの状況を多岐にわたり示す最新の統計データを加えた日本語要約・<br /> 冊子版は本年12月に発行予定です。

■イノベーションを用いた活動事例の関連画像、映像をご用意しています。
ご入用の場合は日本ユニセフ協会 広報室までお問い合わせください。

■ユニセフ「世界子供白書」について<br /> 1980年、「世界子供白書」が初めて発行されました。以来、子どもに影響を与えている
世界の傾向を包括的に分析する、ユニセフの代表的な刊行物として毎年発行されて<br /> います。毎回、一つのテーマに基づく問題の検証や提言に加え、ユニセフが呼びかける
“公平性”に基づく様々な課題の解決状況を検証するツールとして様々な統計が
備わっています。

■ユニセフ ・イノベーションについて<br /> ユニセフ・イノベーションとは世界中の子どもたちの生活を改善をするために分野を
またがる個人が集まったチームです。革新的な技術を用いた特定、試作品作り、技術や
実践の拡大を任務とし、ユニセフの活動を強化するために実施されています。


* * *

■ 本件に関するお問い合わせ
(公財)日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036  Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
Rose Foley, ユニセフ本部(ニューヨーク)Tel: + 1 212 303 7987,
rfoley@unicef.org
Melanie Sharpe, ユニセフ本部(ニューヨーク)Mobile: + 1 917 265 4516;
msharpe@unicef.org

■ユニセフについて<br /> ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進<br /> するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)

※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの<br /> 任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について<br /> 公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の<br /> ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

プレスリリース提供:PRTIMES

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