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株式会社ディード

新開発!ベクトル検知方式(特許出願中)による次世代の磁性体センサー MRIの安全運用に!新機能搭載のコンパクト磁性体センサー開発

(@Press) 2015年04月02日(木)16時00分配信 @Press

 株式会社ディード(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:林田 眞人)は、MRI診断装置の吸着事故を防止する磁性体センサーとして、新たな磁性体検知方式を搭載した、コンパクトな装置を開発し、製品化しました。


 現在国内の病院では約6,900台のMRI診断装置が稼働し、診断業務に活用されており、高精細解析・短時間診断が可能な3テスラの高磁場MRI診断装置が普及しつつあります。
 高磁場MRI診断装置は前述のようなメリットがある反面、鉄ボンベなどの磁性体による吸着事故の危険性が増すというデメリットもあります。吸着事故は、第一に患者と職員の安全確保、第二に装置破損などの経済的損失を防ぐ上で絶対に起こしてはならないものです。しかし従来の吸着事故の対策は、職員による人的な確認方法のみであり、完全に確認ミスを防ぐことはできませんでした。
 当社では、全く新しい「ベクトル検知方式」*1による磁性体センサー「マグフィーII」を開発し、MRI室での吸着事故低減に寄与したいと考えております。
*1:特許出願中


■磁性体センサー マグフィーII
【装置の概要】
 「マグフィーII MA-3000」は通過する磁性体によって発生する磁場の変化を検知し、警告ランプと位置表示ランプ、音声によって警告する2本の自立ポール型装置です。シンプルでスリムなデザインであり、奥行きが小さいため、狭いMRI前室にも容易に設置できます。

【磁場変化の特徴について】
 磁場の変化要因は、通過する磁性体だけではありません。ドアの開閉や駐車場の自動車など、検知不要な移動物によっても磁場の変化は発生します。磁場の変化だけで警告を出した場合、原因が自動車などなのか、磁性体の通過なのかを区別することができず、警告されたのに磁性体となるものを何も持っていなければ、職員は「機械が誤動作した」と判断してしまう恐れがあります。
 当社の従来製品では、左右および前後方向の磁性体の影響を検知・抑制するために、磁気センサーを四本の柱状に分散していました。このような配置を行うことにより、他社には無い「環境ノイズ抑制機能」を実現していました。しかし、四本を配置するために奥行きが大きいという欠点があり、狭いMRI前室に設置できないという問題がありました。

【新開発「ベクトル検知方式」の採用】
 ノイズ抑制機能を持たせつつ、奥行きを小さくする方法として、磁場変化が大きさだけでなく方向を持つことに着目しました。左右2本の柱に「磁場変化の大きさ」と「磁場変化の方向」を検知できるように磁気センサーを配置し、「大きさと方向=ベクトル」を演算することによって磁性体の移動方向を検知する「ベクトル検知方式」を開発し、現在特許出願中です。磁性体の移動方向を検知し、更にこれを抑制する演算機能を組み込むことにより、誤警報を低減することができました。この検知方式を採用することによって、奥行きを約1/3と大幅に縮小することができ、狭い前室にも設置できるようになりました。

 ベクトル検知方式によって、新たな機能も追加されております。一つは、ハサミなどの小さな磁性体も柱の近くであれば検知できるようになりました。ハサミなどが発生させる磁場の変化は自動車などによる磁場の変化より小さいものです。しかし、これらの磁場変化の「特徴」を抽出することによって、これを検知して警告できます。
 もう一つの機能は、スチール製ドアの抑制機能です。入口や更衣室のドアを開閉すれば磁場は変化します。従来製品はこれを検知して注意を促すことができましたが、抑制することはできませんでした。ベクトル検知方式によって、ドアを検知するだけでなく、これを抑制し、誤警報を低減することが可能です。

【超高感度磁気センサーの採用】
 磁性体の移動によって引き起こされる磁場の変化は極めて小さいものです。新開発のベクトル検知方式の特徴を発揮するために採用した、高感度の磁気インピーダンスセンサーは、従来のホール素子の約100,000倍、フラックスゲートセンサーの約10倍の高感度を持ちます。

【判りやすい表示】
 柱の上部に現在の状態を示す表示ランプを備え、交通信号と同様に「進め/止まれ」を表示します。更に、柱の側面に、6ヶ所の位置表示ランプを備え、ゲートを9つの空間に区切って磁性体のおおよその位置を表示、また音声によって「入室しないでください」などのアナウンスを行うことにより、誰にでも判りやすい表示を行います。オプションでビジュアル効果を高くした外部モニターを設置することも可能です。これらの表示方法については、カスタマイズも可能です。


■お知らせ
 2015年4月17日〜19日に開催される「ITEM in JRC 2015 国際医用画像総合展(於:パシフィコ横浜展示ホール)」の株式会社イーメディカル東京と東京計器アビエーション株式会社のブース(214)にて展示いたします。


■製品仕様
検知能力      :0.5〜13μT・sec
           *磁性体の移動による磁場の変化量。
            磁性が強いものや大きな形状のものによって
            大きく変化します。
適用MRI装置     :縦/横磁場タイプMRI(オープン/トンネル)
動作直流磁束密度環境:±0.8mT以下
検知対象物     :鉄製ストレッチャー、鉄製車椅子、鉄製ボンベ、
           鉄製点滴スタンド、鉄製ハサミ(ポール付近)
電源        :AC100V 50/60Hz 51VA
           (ACアダプタ:DC24V 0.55A)
ポール間幅(内寸)  :〜1,550mm
外形寸法(柱単位)  :1,557×120×180mm
ポール間幅(内寸)  :〜1,550mm
重量        :約13kg
プレスリリース提供元:@Press

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