2007年09月03日更新
ブレイン・ラボ
業務基幹システムを前面に〜業界を支える縁の下の力持ち〜
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「ビジネススペース(SNS)」
「うちも、人が足りなくてね……」という声を聞き、求人ニーズの高まりに期待して人材紹介事業に参入する企業が増えている。しかし、その大半が立ち行かなくなり消えてしまうのもこの業界の特徴だ。いったいなぜうまくいかないのか、そして人材紹介事業で困った時はどうすればよいのか。人材紹介企業へのコンサルティング、サポート事業を手がけるブレイン・ラボの服部浩久社長に話を聞いた。
■現場で起こる業務に即して
ブレイン・ラボは、インテリジェンス出身の服部社長が2002年に設立。
人材紹介事業を手がける企業を対象に、コンサルティングや研修、募集
方法に関するサポートといったさまざまなサービスを提供している。特に力を入れているのが、人材紹介会社に特化した業務基幹システムCareerPlus」だ。
同システムは、進捗管理や人材・求人情報のWeb連動など、人材紹介会社の「現場」で起こる業務に即して開発されている。「かつてから人材紹介に特化したシステムは販売されていました。しかし、現場を分かっていない人が開発しているため、ほとんど使えないものばかりだったんです。その点、当社は現場を分かっています。現在約60社もの人材紹介会社に導入され、お客様の成長過程という実践を通して作り込まれていったツールなんです」と服部社長。
その言葉どおり、ネオキャリアやジェイブレインをはじめとした、成長著しい人材紹介会社に導入実績を持つ。この実績の始まりは、現在業界大手のパソナキャリアへの導入だった。導入した4年前、同社は事業部として15人でスタートしたばかり。そこからわずか3年半で従業員を200人にまで拡大させた。
「人材紹介会社では、進捗状況、データ入力に業務時間の多くを費やしているという問題があります。それを解決するためにシステムを導入するんです。今まで無駄にしてきた時間をマッチングや、人集め、クライアント開拓など、生産性の高い業務に費やすことができれば、必然的に売り上げは上がっていきます」(服部氏)
人材紹介会社の悩みをトータルサポート
■本気で取り組む意識の差
人材紹介市場は年々拡大の一途をたどっており、その規模は2007年には約1600億円にまで昇るといわれている(インテリジェンス社調べ)。景気回復による企業の業績向上、人材紹介という採用手法の認知度向上による求人数の増加が背景にある。
人材紹介事業に参入する企業も年々増え、06年には新たに1686(前年度比19.4%増)もの事業者が参入した。多くのビジネス現場で浮上する人材ニーズに加え、決定時の利益率の高さと、初期投資を抑えられるのが人材紹介事業の大きな魅力。しかし、服部氏によれば「多くの人材紹介会社は、2〜3年で廃業に追い込まれてしまう」という。
「多くの会社は『儲かるから』という考えありきで紹介ビジネスを始めるので、求職者をどの職種で、どのように募集をかけるかという点を考えていないのです。ですから、クライアントはいるのに求職者が集まらないという状態に陥り、廃業に追い込まれてしまう会社が多い。『この職種だったら、うちが一番』という武器を見つけ、人材紹介業に本気で取り組もうという意識がないと、生き残ってはいけません」(服部氏)
今後、市場の拡大に伴い競争の激化が予測される人材紹介事業。「ブレイン・ラボは紹介業の総合支援企業を目指していきます」と語る服部氏。業界の「縁の下の力持ち」を標榜する同社のこれからに注目だ。
- 服部浩久
- 株式会社ブレイン・ラボ
▽住所=東京都港区芝4-3-11 本芝ビル 7F
▽電話番号=03-5439-6195
▽URL=http://www.brainlab.co.jp/
▽設立=2002年11月
▽社員数=25人
▽資本金=1000万円
▽事業内容=人材紹介会社へのコンサルティング、サポート業務など
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