ゴルフパートナー
石田 純哉社長

――「ゴルフパートナー」とは

石田 ゴルフ用品を中古品から新品まで幅広く扱う「セレクトショップ」です。現在直営・フランチャイズあわせて全国に230店舗展開しています。

――新品と中古品の両方を取り扱う理由は

石田 設立当初は中古品の販売に特化していましたが、その後商品の幅が広がらず一時期事業が行き詰まりました。そこで、2003年に当時社外取締役だった私がMBO(経営陣による企業の合併・買収)により社長に就任してからは新品の販売を開始。新品と中古品を一緒に取り扱うことで、新品にこだわるユーザーから得られる中古品の安定的供給を狙いました。

――中古品は新品と比べて遜色があるのか

石田 まったくありません。現在のゴルフクラブはチタン素材を使用しているので壊れにくく、また高反発ドライバー規制の影響により新品の性能の伸びが鈍化しています。ですから、今後は中古品の需要が伸びるでしょう。

――中古車販売「ガリバー」の経営から転身されたそうですね

石田 中古車はオークションから買い取り、販売まで分業できますが、ゴルフ用品はそうはいかない。買い取った商品を値落ちさせながら販売しなければなりません。そこに、商売のやりがいがあるのです。

――市場動向は

石田 ゴルフ用品市場全体はここ数年3,200億円前後で横ばいですが、中古に関しては過去5年間で平均5%成長しました。当社の売上は中古市場の51%をしめていますが、潜在需要はゴルフ用品市場の85%もありますから、事業拡大の余地はまだまだあります。

――ゴルフ用品は種類が豊富。商品管理が大変ですが

石田 ゴルフクラブ1本とってもシャフトのフレックス(硬度)が何種類もありますし、ましてや中古品となれば各部位の消耗状態まで把握する必要があります。

――どのように管理しているのか

石田 共有在庫・価格査定を目的としたシステム「バーディーネット」を創業当初から独自に開発し、現在約20万アイテムの商品リストを登録しています。メーカー各社のモデルチェンジ推移や日々の売買履歴、回転数なども随時更新されていますので、販売スタッフは買い取った商品の状態を入力しただけで推奨販売価格を自動的に算出できるのです。