【上場宣言】
アズウィック
地域密着でゆがみ矯正運動

ゆがみ矯正運動のトレーニング風景。
手軽に取り組むことができる
健康とスポーツをキーワードにスポーツプログラムの企画、運営を展開している。厚生労働省が推進している健康日本21(次ページ『素朴な疑問』参照)でも言及されているが、「健康への取り組みにはスポーツを通じて、体を動かすことが欠かせない」というのが持論だ。
自らも陸上競技選手だった星野広樹社長(36)はいわば運動の伝道師でもある。「たまの休みぐらいのんびりしたいとか、運動をしなくても生活に支障はないという意識をまず、改善すること」と独自に企画した健康増進のためのスポーツプログラムを一般の人向けに提案している。
健康運動の知識を持つ専門スポーツトレーナーが、日常生活スタイルや体質などをカウンセリングし、その人にとって一番必要な健康スポーツプログラムを作成する。
しかし、現実は簡単ではない。「多忙な現代人は運動をする習慣がない。スポーツクラブに入会しても、大がかりな器具を前に何をしていいか分からず、かえってストレスになり続かなくなる」と問題点を指摘する。
そこで目をつけたのが一畳ほどのスペースで、老若男女だれでも簡単に行うことができる「ゆがみ矯正運動」だ。ヨガやリハビリから始まったピラティスのように骨盤のゆがみを矯正し、血流の流れを促進することで「肩痛や腰痛、むくみ、冷え性が改善される」と効果を強調する。
この手法はすでに若い女性の間では知られた存在で、女優の竹内結子さんが出産後に『骨盤矯正ダイエット』を行ってバランス良く体型を直したと、女性誌では特集が組まれるほどの人気だ。また、「難しくない」という手軽さから、70代のシニア層にもファンが広がっているという。
もちろん個人差はあるが、1回50分間で週3回、2カ月ほどで腰痛が取れる効果も表れており、普及のための拠点づくりを進めている。
「首都圏など新築マンション内に専用スペースを設置することで、地域コミュニティーにゆがみ矯正運動を浸透させたい」と地域密着型で普及を図る作戦だ。
もうひとつの使命は、指導するインストラクターの雇用創出だ。「せっかく大学でスポーツマネジメントを専攻しても、働く場がないために専門を生かせない現状がある」
そこで今月25日に、「矯正運動の指導者と受講者とのマッチングサイトを立ち上げる」と新たな試みにチャレンジする。5年後に、ゆがみ矯正運動の普及にめどを付け、10年後には上場を目指す。

