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【特集】

直接依頼でコスト削減/アドバンド

制作会社の見分け方(上)

2008年5月13日

「なるべくコストをかけずに、見映えの良いパンフレットを制作できないか」というのは、印刷物を外部に発注する多くの企業が抱える悩みです。

企業の各部門では、さまざまな印刷物を発注します。あなたの部署は、広告代理店や印刷会社など外部業者に対して、どのように発注先を選定していますか。


広告制作業界は、その品質に対して評価される金額との「差」が明確ではありません。そのため「大手だから安心」「入札して一番料金が安い会社へ発注すればいい」と、安易に発注先を選定している企業も多いと聞きます。

パンフレットをはじめとした広告制作物を作る際に一番大事なポイントは、『費用対効果』です。もちろん、低コストで高い集客・販売効果があれば理想的ですが、両方実現するのは難しいからといって「ただ安ければいい」「品質が良ければいい」と偏るのはやや乱暴な議論です。


適正なコストを投資し、投資額以上の効果を得ることが広告制作物を作る上での最重要課題となるからです。

『費用対効果』を最大限に高めるためには、発注先を選ぶ際に知っておくべき知識があります。

弊社の顧客企業を例にとってみましょう。この企業は、以前、自社と取引がある広告代理店にすべての制作物を発注しましたが、その工程は【クライアント→広告代理店営業担当→制作会社営業担当→制作会社デザイナー(実際に企画・デザインを担当する人物)】 となっていました。

この工程では、1.伝言ゲームによるコミュニケーションのズレ、スピード感の欠如、2.関わる人数が多くなることで起きる、莫大なコストの増大という2つのデメリットが発生します。


弊社が担当してからは【クライアント→制作会社デザイナー(実際に企画・デザインを担当する人物)】と、工程が一気に短縮されました。営業専門の人材を持たず、制作担当者が窓口を担当し企業と直接交渉しているからです。

多くの人が関わるとそれだけさまざまなアイデアや企画が増えそうに思われますが、実際にはそのようなことはほとんどありません。

広告制作業界で、企画のできる人材はごく少数です。ですから、印刷物を外注される時には、実際に企画・制作を担当するデザイナーへの直接依頼が、最も費用対効果を高める方法だといえます。制作会社を見つける手間さえ惜しまなければ、貴社にベストな提案をしてもらえる企業が見つかるのではないでしょうか。

(中野道良)
(フジサンケイビジネスアイ 2008年4月28日掲載)
(ベンチャーファクトリーニュース 2008年7・8月号掲載)
経営者向けビジネス情報新聞「ベンチャーファクトリーニュース」の公式サイトを見る。

中野 道良(なかの・みちよし)

1970年生まれ。高知県出身。明治大学理工学部を卒業後、印刷会社にて技術を修得。その後東京デザイン専門学校にて1年間グラフィックデザインを学び、デザイン制作会社に勤務。企業や教育機関の広告制作として、集客・販売効果を上げるためのコンサルティングまで行う。9年半の勤務の後フリーランスとして独立。2006年6月、アドバンド株式会社を設立し代表取締役に就任。独自のマーケティングノウハウを駆使し、上場企業や中堅企業との直接取引を拡大。入社案内・会社案内・株主通信などの制作物に強みを持つ。



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