SNSなどのソーシャルメディアが脚光を浴びる中、従来の総合ポータルサイト市場も堅調な成長を続けている。2009年度に5,000億円余りだった市場規模は、2014年度には8,000億円近くに拡大する見通しだ。市場調査会社のシード・プランニングがまとめた。
総合ポータルサイトでは主にトップページや各コーナーに広告を掲載したり、インターネット検索の結果画面に広告を表示したりするほか、併設のショッピングサイトへ利用者を誘導して、収益を上げている。
今回の調査ではGoogle(グーグル)のような検索エンジンを除き、Yahoo! Japan(ヤフー)のようなWebサイトを対象にした。ちなみに総合ポータルサイトに併設したショッピングサイトの売上高も含んでいる。
総合ポータルサイトの市場規模は2009年度で前年比8%増の5,190億円。一貫して伸びを続け、2011年度には6,000億円、2013年度には7,000億円を超す規模になる。さらに2014年度には市場規模は7,870億円に達すると、シード・プランニングは予測している。
成長要因としては、ポータルサイトがモバイル端末向けに掲載するネット広告が伸びるほか、ネット通販が拡大する見通し。スマートフォンやタブレット型端末といったネット接続機器の普及も寄与するという。これまでパソコン向けの印象が強かった総合ポータルサイトだが、モバイル対応が進むことで新たに利用拡大が進むとの予測だ。
(植木 皓=ニューズフロント)
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