今後も「元気で、楽しく、くだらない」をモットーに

ガリガリ部に所属するファンの声から生まれたマンゴー味。売り上げも上々だったという
売り上げが伸びた理由には、2006年のガリガリ君25周年を機に始められた、様々なプロモーションも寄与している。例えば、ケータイから入会できるガリガリ君のファンクラブ「ガリガリ部」。これは中学・高校の部活をイメージしたケータイサイトで、約7万人の部員が存在する。この部員のアンケートから新フレーバー、マンゴー味が誕生した。また、冬の販促キャンペーンで、吹雪の札幌でサンプルを配ったり、お風呂上がりにガリガリ君を食べてほしいという理由で、ガリガリ君の入浴剤を開発したりと、奇想天外な話題喚起型のプロモーションを連発。これがブログなどで取り上げられ、「元気で、楽しく、くだらない」というガリガリ君の世界観が、自然に消費者にも広がっていったのである。

営業本部営業統括部 課長
マーケティング担当
ガリガリ君プロダクション
プロデューサー
萩原 史雄氏
これほどの工夫と努力を重ねていながらも、ガリガリ君が成功していることについて、萩原氏は「まあ、なんだかんだいって偶然ですよ」と笑う。その一言にも“ガリガリ君らしさ”がにじみ出ている。「2008年の売り上げ目標は2億7000万本に置いていますが、商品戦略をもう1度整理して見直す時期に来ていると考えています。ガリガリ君の“元気で、楽しく、くだらない”というコンセプトは不変だとしても、まだまだ新しい挑戦が必要かもしれません」と語る萩原氏の頭には、既に次なるプロモーションのアイデアがあるように見えた。それは必ずや、ファンの期待を上回る「元気で、楽しく、くだらない」ものになるはずだ。今後もガリガリ君から目が離せない。
- 「ガリガリ君開発メンバー」~成功の3つのポイント
- ・奇想天外なアイデアで勝負するという信念
- ・「元気で、楽しく、くだらない」というガリガリ君の世界観を全力で貫く
- ・コンビニで売りやすい商品開発など、時には緻密な分析も
- 「ガリガリ君開発メンバー」から学ぶ「チーム力」とは?
- 常に予想外のアイデアを出しつつも、「元気で、楽しく、くだらない」というガリガリ君のコンセプトを共有し、常にポジティブな考えで、一見無理な課題をも解決する。







