
~プロに依頼したブランド名に赤面~
ロゴは以前会社の名前をデザインしていただいた、アジールの佐藤氏に再びお願いしました。とは言え、すでにお会いしたのは一年以上も前、彼の活躍の場はさらに広がっている中で、ブランドの基幹となるネーミングとロゴ制作の依頼を受けていただけるか、全くわかりません。その上、1月に上京できる日数は僅か3日。無謀なお願いからのスタートでした。幸いなことに大きなプロジェクトが終わったところで、お引き受けいただきました。恥ずかしい話ですが、この時点でブランドの構想はほとんど練れていませんでした。そこで、まばらな商品群をどのように見せるのか、お店としてどんな風にインパクトをつけて取り組むのか、3時間ほど考えを話し、その後、大阪からアイディアをPDFにしてメールで送り、さらに議論を重ねました。
そして2月18日、「『LOVE&SENSE』 これならなんとかイメージが膨らみそうです」とメールが届きました。

「LOVE&SENSE」ロゴ
「LOVE」-この単語がブランド名に?? パソコンの前で赤面しました。取締役とも相談し、一日時間を置いてもう一度考えました。自分の中でデザインを膨らませることもできず、良いも悪いも判断基準がなかったからです。最終的にはなぜプロに頼んだのか、原点に立ち戻り、プロとして信頼できるから、プロの力を借りたいから、という結論になりました。それならば、やはりお任せしようと決断し、ブランド名が決まりました。その後、「LOVE&SENSE」が輝き出し、お店を引っ張ってくれたことは言うまでもありません。
~逆の発想でようやく決まった商品陳列~
内装環境については、名古屋ロフトで使用した什器を考えていました。次の展開に備えて倉庫に保管してあり、すでに図面と合わせて準備中でした。しかし、移動できる什器という出店場所の制約条件のために、新たに作り直す必要が生じました。突然、予定外の出費が必要となった上に、お店のイメージを表現しようとすればするほどコストはあがり、採算が全く見込めない状態に途方に暮れてしまいました。

一方で、商品の陳列方法についても結論が出ていませんでした。通常お店を作る場合には、モダンとかフレンチとか何らかのテイストを重視するか、あるいは服飾雑貨、キッチン雑貨だけを集めるなどで統一感を出します。しかし今回のフェアトレードの商品はテイストも商品のアイテムもばらばらで、どんなにゾーニングを考えてもまとめることができません。仕入れに行ったバンコクのホテルで夜中まで喧々諤々議論を重ねました。
そして、ばらばらの商品で統一感が出せないのであれば、統一感をあえて考えない陳列はどうだろうか、と逆の発想にたどりついたのです。ちょうどNYの新しいブランドが従来の陳列の基本から外れて、商品をまるで作品集のように詰め込む陳列をしており、その斬新さが話題になっている情報も私たちの後押しをしてくれました。やっと決まった午前3時、ワインとピザで祝杯をあげました。






