「イーインク」で読みやすさを実現
ソニーから電子書籍端末「Reader」が発売となった。発売されたのは6インチの「PRS-650」と5インチ「PRS-350」の2機種。実際の使い勝手はどうか。試してみた。
ソニーによる電子書籍端末の最大の特徴は「イーインク」を使っている点にある。紙のような白地に黒い文字での表示を可能としている。16階調となっており、画像においては確認できる程度となるが、反面、文字は非常に見やすくなっている。液晶のようにバックライトを使っていないため、目が疲れにくく、長時間の読書にも耐えられる感じがする。逆に言うと、バックライトがないので暗いところでの読書はしにくい。本物の本と同じく、明るいところで読む必要がある。ソニーでは、オプション品としてライト付きのブックカバーを用意している。
電子ペーパーは外光の反射がないので、直射日光の下でも文字が読めるのが特徴だ。「プールサイドでのんびり読書」といった用途にも問題なく使えるだろう。また、旅行などでは複数の本を持っていく必要がなく便利だ。
電子ペーパーの内部は無数のマイクロカプセルで構成されている。電流をかけることで、白色と黒色の粒子が上下して、文字や画像を映し出す。液晶のようにバッテリーを消耗しないため、長期間、充電しなくても使えるのが魅力だ。実際、5インチ版は約14日間バッテリーがもつような仕様となっている。
また、端末を実際に手に持ってみると、とても軽いことに驚く。6インチ版は215g、5インチ版は155gだ。昨今のスマートフォンに近い重さといえるだろう。

手のひらサイズで持ち運びにも便利






