聞くことはいくらでもある


でも一体、何を聞けばいいの? 何から聞けばいいの? そんな風に思う人もいるかもしれません。


名前の読み方、仕事の内容。字体フォントがユニークな名刺ならフォント名を聞いてもいいかもしれません。名刺一つで聞けるネタはいくつもあります。


このとき、会社対会社の付き合いを望むなら、会社の話を聞くのが王道かもしれませんが、会社の話だけでは、「仕事」をつくらないと次に会う必然性がなかなか生み出せません。


興味のある相手なら、「会社が管理するのが厄介だとして敬遠している個人情報」を聞きだすのがオススメです。遠慮して個人情報を聞かなかったら、それは「個人的な付き合い」とは言えませんからね。


とはいえ、入口は、「その仕事、もう長いんですか?」「またどういう経緯で?」「その前は?」くらいからでいいでしょう。合コンじゃないので、血液型や誕生日は必然性がなければ聞かなくて結構です。「出身校は?」というのも、時にデリケートな問題をはらむことがあるので注意です。個人情報にも「オン」と「オフ」の種類があって、仕事上の関係を円滑にする「オン」の個人情報を聞いていくわけです。


そんな観点から、たとえば相手がプライベート名刺を出してきた時はチャンスです。目についたところは人と違うところ。人と違うところには、その人にこだわりがある可能性が高いんですね。肩書きとか、経営者(創業者)なら社名とかね。そこに目をつけます。こだわりを聞くと、誰でも機嫌が良くなります。これホント。


そして、相手が心地よくなるような聞き方をすれば、今度は相手が聞いてきます。聞かれたら話す。話したらまた聞く。


人は相手に興味がなければ質問をしません。つまり、相手が質問してくるかどうかは、あなたがうまく話をしているかどうかのバロメーターでもあります。



→「成功する名刺交換」(後半)はこちら


プレゼンって、面白い。

「毎日がプレゼン!」次回をお楽しみに!




ビーンスター株式会社 代表取締役・自己演出プロデューサー

鶴野充茂 プロフィール


筑波大学、米コロンビア大学院卒業。在英国日本大使館、国連機関、ソニー等で一貫してコミュニケーションをテーマにキャリアを歩んだ後、ビーンスターを創業。自己演出コミュニケーションに特化した教育事業を手がける。文部科学省委託事業で教育機関向け就職カリキュラム・教材開発に携わるほか、経営者や医師・弁護士などのコミュニケーション・アドバイザーとして活動。プレゼンのトレーニングやPRコンサルティングなどを提供する。主著に、「あたりまえだけどなかなかできない説明のルール」(明日香出版社)、「SNS的仕事術」(ソフトバンク新書)などがある。


ビーンスター株式会社
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ブログ「つるの式:自己演出コミュニケーション」
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