中国政府の後押しで急成長するゲーム市場
3位は中国だけでなく、中華圏ユーザーをターゲットにしているポータルサイト「Sina.com.cn」です。ニュースやブログ、検索に力を入れていて、中国、香港、台湾、米国向けにサイトを分けて、それぞれに特化した初期画面を提供しています。
アクセスランキングでは6位ですが、ここ数年人気なのが動画投稿サイトの「youku.com」です。違法なものもありますが、中国で人気の高い韓国や日本のドラマ、映画、バラエティー番組の動画が見られることからアクセスが急増しています。百度をはじめ、ほかのポータルサイトも動画サービスに力を入れているため、合法な動画を増やすための競争が激化しています。youku.comは韓国の民放であるソウル放送と提携し、2010年から3年間200本の韓流ドラマをストリーミングサービスする予定です。インターネット専用ドラマの制作にも乗り出すようです。
中国で人気が高いコンテンツといえば、やはりオンラインゲームでしょう。中国は政府の文化産業支援政策に伴い、ゲーム市場に集中的な投資が行われています。12年には世界のゲーム市場の5割を占めるだろうと予測されているほどです。ユーザー数で見ると、韓国から輸入された対戦型オンラインRPGが主流ですが、輸入したゲームを中国語でサービスするだけにとどまらず、中国独自のゲーム制作にも力を入れるようになりました。
そのほかインターネットショッピング市場も毎年2倍近く増加していて、09年には約4兆円の規模に達しています。最も人気なのは中国のeBayとも呼ばれる「taobao.com」で、ユーザー数は約1億5000万人、日本の人口よりも多いではありませんか!
10年6月からは日本のYahoo!と提携し、日中でオークションに出品したり落札できたり、海外発送もできるようにする予定です。これをきっかけに日中のインターネットコンテンツサービスの相互進出も期待されているのです。
第3回は、韓国のコンテンツビジネス事情を紹介します。
■次回は7月6日(火)更新予定です。お楽しみに。







