第3回 変わる「部下の育て方」
~部下を上手に導くコツ~
石田 淳氏
「行動科学マネジメント」を題材としたビジネス書でヒットを飛ばす石田氏が、@niftyビジネス読者へ、マネジメントやスキルアップのコツを伝授します。

「できない部下」を「できる部下」に変えるには?
皆さん、こんにちは。石田淳です。
本欄をお読みの皆さんには、初めて部下を持って戸惑っている人や、せっかく育った部下が会社を辞めてしまった、という経験のある人も少なくないのではないでしょうか。マネジメント経験の浅い20代、30代にとって、部下の育成は悩みのタネだと思います。そこで今回は、行動科学をベースに、部下育成のコツをご紹介します。
日本では長く、部下が仕事をできない理由を、やる気や根気がないといった精神論で見てきました。
一方、行動科学では、「人が何かをできない理由は2つしかない」と考えます。
●やり方が分からない
●やり方が分かっていても、継続できない
何かができない人は、まず、やり方を知る必要があります。やり方を知るには、できる人の行動を観察して、自分もその通りにやってみること。これについては第1回でお話ししましたが、あらためて部下育成の観点でおさらいすると、
(1)部下に目標としたい社員を挙げさせる
(2)目標とする社員の行動を観察させ、行動のチェックシートを作らせる
(3)自分でもその通りの行動をさせてみる
この3点を行うことで、部下は仕事のやり方を身につけられます。

